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 …なるというのですが、メディアにおける“企画”はアレどういう扱いになるんですかね。

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[消費者庁: 「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の指定及び「『一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示』の運用基準」の公表について]

 一々回りくどい言い回しをしますよね。

 まあ大雑把に言うと、タイトルに書いた通り実際には広告であるにも関わらずそれと明示せず、企業にお金を貰ってやっていると消費者側が認知しない/出来ないような商品の宣伝(いわゆるステルスマーケティング)を行ってはならないという話ですね。

 運用基準(pdf)においては

第1 「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」の規制趣旨

 「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難である表示」(令和5年内閣府告示第19号)とは、事業者が自己の供給する商品又は役務の取引について行う表示(以下、「事業者の表示」という。)であるにもかかわらず、事業者の表示であることを明瞭にしないことなどにより、一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難となる表示である。
 一般消費者は、事業者の表示であると認識すれば、表示内容に、ある程度の誇張・誇大が含まれることはあり得ると考え、商品選択の上でそのことを考慮に入れる一方、実際には事業者の表示であるにもかかわらず、第三者の表示であると誤認する場合、その表示内容にある程度の誇張・誇大が含まれることはあり得ると考えないことになり、この点において、一般消費者の商品選択における自主的かつ合理的な選択が阻害されるおそれがある。
 そのため、告示は、一般消費者に事業者の表示ではないと誤認される、又は誤認されるおそれがある表示を、不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある不当な表示として規制するものである。事業者は、自らが供給する商品又は役務についての表示を行うに当たっては、一般消費者に、事業者の表示であるにもかかわらず、第三者による表示であるかのような誤認を与えないようにする必要がある。

 と説明されています。

 これによると、宣伝を行う側が競合他社の製品を貶め自社製品を優良と見せようとしたり、販売を促進させようとした場合にはこれを表示する必要がありますし、第三者による表示…例えばSNSや口コミサイト上でそれを表示させる場合、ECサイトにおいてもレビューを依頼する場合、アフィリエイトで事業者がその事業者の商品などを表示される場合はこれに含まれていると。

 他には口コミ等で競合他社の商品を低く評価させる場合も該当。

 また、事業者が明示的な依頼をしていなくとも、第三者が“自主的な石による表示内容とは認められない関係性がある”場合においても事業者がこれを表示する必要があるそうです。
 この基準はちょっと判断基準が曖昧ですが、商品や役務を無償で提供し、それを事業者の方針や内容に沿った表示(紹介)をする場合、或いは紹介すると第三者側に利益があると示唆することも該当するとのこと。

 ここまで見ると例えば任天堂様の紋切り型の“インプレッション”など完全に該当しているのではないかと思わされますが、一方では例外事項として無償で商品等を提供された場合でも“自主的な意思に基づいた内容を表示した場合”は該当しないとのこと。
 これには自由意志がある程度認められたレビュー用のゲームデータ提供などが当たる可能性もあるのですが、判断基準が曖昧なんですよね…
 例えば“任度しなきゃレビューさせてやらんぞ”という話になればアウトなのでしょうが、それをどのようにして証明するのか。

 で、最初に書いたメディアの奴は堂なのかというと、

⑵ 新聞・雑誌発行、放送等を業とする媒体事業者(インターネット上で営む者も含む。)が自主的な意思で企画、編集、制作した表示については、通常、事業者が表示内容の決定に関与したといえないことから、事業者の表示とはならない。

ア 媒体事業者が自主的な意思で企画、編集、制作した表示には、正常な商慣習における取材活動に基づく記事の配信、書評の掲載、番組放送(事業者の協力を得て制作される番組放送も含む。)等が含まれる。

イ ただし、媒体事業者の表示であっても、事業者が表示内容の決定に関与したとされる場合は、事業者の表示となる。この判断の際には、正常な商慣習を超えた取材活動等である実態(対価の多寡に限らず、これまでの取引実態と比較して、事業者が媒体事業者に対して通常考えられる範囲の取材協力費を大きく超えるような金銭等の提供、通常考えられる範囲を超えた謝礼の支払等が行われる場合)にあるかどうかが考慮要素となる。

 割とズブズブである。
 これまでの対価に対して…ってずっと広告宣伝費なるご円をドバドバ注がれていたらセーフって事になりそうなんですよね。

 雑誌等での商品の紹介も“事業者の表示である事が明瞭”として対象外とされていますし。

 という事で、残念ながら堂のアレは大して変わることがなさそうです。
 どう見ても似たり寄ったりの印象に“検閲”されていても設定上は自主的にやってる事に出来る間はし続ける事でしょうし。

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