60354Gehastory
 ここまで同書について取り上げてこなかったのは内容を精査する気も起こらなかったからというのと、どういうわけか主として批判していたのがアレだったのでというのがあるのですが、まあ回収ともなると大分話が大きくなってますね。

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via ■■速報@ゲーハー板 ver.60352■■

ゲームの歴史 1 単行本 – 2022/11/16
・ゲームの歴史 1 単行本 – 2022/11/16
(Amazon)

本書は「ゲームの歴史」について書いた本です。ここでのゲームとは、いわゆるコンピューターゲームのこと。コンピューターを使って電子的な処理をおこない画面にグラフィックを表示させて、それをコントローラで操作して遊ぶもののことです。ゲームはいまや一大エンタテインメント産業となりましたが、その成り立ちを順を追って網羅的に書いたものが本書です。本書の内容は以下になります。

 (第1巻)
はじめに
第1章 「いたずら」とゲームの関係
第2章 それはMITから始まった
第3章 全てを変えた『ポン』
第4章 マネから生まれた日本のゲーム業界
第5章 アタリショックとゲーム&ウォッチ
第6章 ファミコンの誕生と『スーパーマリオ』革命
第7章 『ドラゴンクエスト』という新しい風
第8章 RPGの時代

 (第2巻)
第9章 ゲームボーイと『ポケモン』の伝説
第10章 セガの失敗と『テトリス』の快感
第11章 プレイステーションの誕生
第12章 『FF7』の衝撃と功罪
第13章 3Dをめぐる攻防
第14章 プレイステーション2の罪と罰
第15章 ハード戦争の終結
第16章 オンラインゲームという新世界

 (第3巻)
第17章 任天堂の復活
第18章 iモードとガラケー
第19章 インディーゲームと『Minecraft』
第20章 eスポーツとゲーム実況
第21章 制作者のグローバル化
第22章 スマホとガチャ
第23章 ナイアンティックのゲームチェンジ
第24章 Nintendo Switchという“置き土産”
あとがき

一大エンタテインメント産業になったコンピューターゲームの歴史をわかりやすく、文化的背景なども含めて網羅的に徹底解説します。

著者について
岩崎 夏海
1968年、東京都生まれ。1991年、東京芸術大学建築科卒業後、作詞家の秋元康氏に師事。 放送作家として『とんねるずのみなさんのおかげです』『ダウンタウンのごっつええ感じ』等、テレビ番組の制作に参加。 その後、アイドルグループAKB48のプロデュースにも携わる。 2009年、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』を著す。他に『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「イノベーションと企業家精神」を読んだら』 などの著作や、絵本の編集、メールマガジン『ハックルベリーに会いに行く』、YouTube『よいこチャンネル』の配信などに携わる。

稲田 豊史
1974年、愛知県生まれ。横浜国立大学経済学部卒業後、映画配給会社に入社。ゲーム業界誌の編集記者、DVD業界誌の編集長を務めた後、出版社の書籍編集者を経て、2013年にフリーランスの編集者・ライターとして独立。著書に『セーラームーン世代の社会論』『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代』『ぼくたちの離婚』『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形』などがある。

 これについて、全体的に著者の思想を優先して書かれた部分が多いとしたのは批判者ではまともなライターの西田宗千佳氏。

[Twitter: Munechika Nishida @mnishi41]

「ゲームの歴史」については、思いつきから歴史を逆算して当てはめたであろう不整合が多いのが難点、というのが私の立場。結果的に「歴史」の名を冠するべきでない内容になっている。

 章題からしてちょっとアレなのは分かるんですけどね。

 これについて、ゴシップ誌ですが光文社の発行するFLASHが回収が決まったと報ずる。

大炎上中の書籍『ゲームの歴史』が絶版・回収へ…著者の “逆ギレ&逃走” に批判集まる
[Yahooニュース](FLASH)

「すでに絶版・回収が決まったと聞いています。一部の誤りであれば、改定すれば直すことができますが、ほぼ全編にわたり批判を受けている状態。さすがに回収するしかないと判断したそうです」(出版社関係者)

 “ニシくんも行きすぎるとこうなるんですね”
 “多根があの本批判してて笑った、著者側だと思ってたのに”
 “煙に巻く言い訳をツイートしてたのにあかんかったか”
 “ニシくんが喜ぶ任天堂中心史観とかそういうレベルじゃなくただ単純にデタラメだらけのトンデモ本だからね”
 “絶版回収と聞くと急に読みたくなる不思議”
 “適当な事書いてる本なんて腐るほどあるのに何がダメなのかね”
 “任天堂法典を間違って訳してるから”
 “ゲームの歴史は歴史書と勘違いされて大体の図書館にあるよ”

 検索してみたら本当に地元の図書館も収蔵してますね…

 “なぜPS3は失敗したのか”なんて本を著してしまったアホが批判しているのも大概ギャグなんですが、上記記事で批判している側の代表例として挙げられている(元?)ニンドリの人とかも認識がこんな感じ

[当ブログ: [任天堂人の夢]ニンドリ編集者“マリオデは全ての建物に登れる(※背景の書き割りは不可)からGTAVより凄い2年未来のゲーム”]

 なのですが。

 本件の場合は任天堂様を中心に考えてはいても教典と違う解釈をしているから周囲にボコボコにされた格好でしょうか。

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