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 事実上Xboxプラットフォームが存在しないも同然の国内よりもXSSを沢山売っちゃった欧米においてより大きな問題になるのは当然の話ではありますが。

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[GamingBolt: Xbox Series S is More of a Support Console – The Crown of Wu Dev]

 こちらの記事によると、「The Crown of Wu」の開発元であるRed Hook GamesでCEOを務めるJose Carlos Montero氏がインタビューで、

 “この(PS5)世代で最も要求が厳しいゲームで(XSSが)1440p/60fpsを維持することは難しいでしょう。”
 “(MSが)Xboxをこのように(数の上ではXSS主体で)売りたいと思っているのと同じように、一般的な消費者はXSSを今世代のメインのゲーム機に据えたいと思わないことでしょう。個人的にXSSは補助的なゲーム機と考えています。例えば自宅ではPS5とXSSを使用し、Xbox専用タイトルやゲーパス対応タイトルをプレイする際はXSS、より高解像度だったり高い品質でゲームを楽しみたい場合はPS5もしくはPCでプレイするというような。”

 とコメント。
 記事中でも一応MSがXSSを擁護していると紹介している物の、“この先どうなるかは分からない”みたいに曖昧な書き方となっていますね。

 ちなみに「The Crown of Wu」はPS5/PS4/PC向けに3/24発売、XSX|S版は開発中ながら後日対応予定とされています。

 この場合の問題は…コメントをした人も一応フォローが効くような言い方をしていますけど、実際の所問題となるのはXSXがあれば…どころかXSSと同等かそれ以上の性能が発揮出来るPCがあるならXSSは要らない、というかPS5があればXSS要らなくない?という所ですよね。
 ライトユーザーにとってはPS+とXGP両方に加入する必要も無く、前者だけで遊びきれないほどのタイトルが遊び放題で配信されているわけですし。
 一方、MSのファーストパーティタイトルはAAAタイトルの採算が取れないレベルに落ちているので品質も落ちる一方という。

 これまでは半導体不足などの要因でXSSがそれなりに数を出してしまっていましたが、PS5の供給が増えたら誰も見向きをしなくなったのは今年末年始商戦期の結果からも明白ですし。
 逆にXboxプラットフォームにとってはXSSが結構な割合で出てしまった事が今後足枷となってきそうです。

 国内中小タイトルは現時点でもXSX|Sに対応していませんが、海外においても即効性ゲーパス毒で新作が売れない状況が続けば上述のようにMSとの円でも無い限りXbox版は後回し、延いてはXbox版は出さなくても良いかという流れになっていくでしょうし。

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