60212FFXVI
 結構長いプレイ動画も公開されていますが、なかなかのクオリティとなっているようです。

スポンサーリンク


[PS.Blog: 『FINAL FANTASY XVI』試遊レビュー&インタビュー! 本格アクションで感じる召喚獣の圧倒的存在感!]

[ファミ通: 『FF16』世界最速プレイレビュー。硬派な王道本格アクション&超ド派手な“召喚獣合戦”が両立。初心者から上級者まで対応する画期的な難度調整に注目【『FF16』メディアツアー】 / 『FF16』開発インタビュー。アクションゲーム初心者から上級者まで堪能できる “一流のストーリーゲーム”。体験版配信への言及も【『FF16』メディアツアー】]

[4gamer: [プレイレポ]「FINAL FANTASY XVI」は大迫力の“召喚獣合戦”が最高。手厚いサポート機能で誰でも楽しめるアクションも好印象 / [インタビュー]「FINAL FANTASY XVI」のジェットコースター展開なバトル,召喚獣大決戦など“バカだな!?”と思える作り込みを聞く]

 まずはプレイ動画について…上の動画はのっけから召喚獣合戦の場面などが出ているので、初プレイ時の驚きを取っておきたいという人は見ないで置くと良いかもしれません。



 メディア向けプレビューとしては珍しいことに、プレビュー版全般にわたる動画公開が許可されていますね。



 アクションだけ見るとDMC味が多少感じられますが、きちんとRPGにもなっているようです。

 難易度調節云々ですが、どうもゲームが不得意な人向けの救済措置というだけでなく、アクセシビリティという面も考慮した調整となっているみたいですね。
 アクセシビリティという部分ではSIEタイトルが手厚くサポートしていることで話題に上りましたが、全部有効にしてしまうとあまりに簡単になるとはいっても、より多くの人がゲームを楽しめるようにする方が良いという判断があっても良いだろうと思います。

 吉田直樹プロデューサーによるプレゼンがPS.Blogにありますが、それと各メディアのインタビューに関しては…細かい部分はこちらでは省略、ストーリー重視モードとアクション重視モードで出てくる敵が違うといった要素は無い、ゲームが不得意な人向けの指輪はゲーム性を変えて来るような部分もあるとか。

 プレイ時間はストレートに遊んで(カットシーンのスキップ無しで)35時間程度、やり込むとその倍程度で、周回要素として強くてニューゲームや超高難度モードもあるらしいので結構なボリュームとなっているようです。

 体験版については発売直前にストーリー序盤を体験して、そのまま製品版に引き継げる物を考えているとも。

 PC版云々のFUDに対してはきちんとした返答をしており、まずPS.Blogで取り上げられたプレゼンではPS5向けの最適化についてこう話した後に、

こうした要素を、今回はPS5というハードウェアを使って制作してきました。ゲーム体験、ストーリー、バトル、演出、それらがすべてロードなし、ジェットコースターのようにつながっていく最大級のド級アクションを目指して作りました。PS5の性能に徹底して集約することで最適化を施し、ここまでやってきました。


PC版の対応について

先日の発言で少しお騒がせしてしまいましたが、PC版について触れておこうと思います。まず、PS5というプラットフォームで『FINAL FANTASY XVI』が半年間の時限独占になっているのは事実です。ただ、それとPC版が半年後に出るのは全く違う話です。明言しておきますが、半年後にPC版は出ません。

なぜなら、われわれは最高のゲーム体験をお届けするために、PS5というプラットフォームに時間とコストをかけて最適化してきました。もちろん1本でも多く、皆さんに遊んでいただくために、PC版はいずれ出したいです。ただ、PS5版が出てからPC版の最適化を始めたとして、半年では最適化しきれないので、半年という短いスパンでは出ません。いずれ発売したいですし、出すとは思いますが、今は時期を言える段階ではありません。

まずは世界最高のゲームをと思って作ってきた、PS5版を遊んでいただけるとうれしいです。もしも半年後にPC版が出たら、僕は会社を辞めてもいいです(笑)。「どうせ半年後にPC版が出るからPS5版は買わない」とおっしゃらずに、ぜひまずはPS5版を楽しんでいただければと思います。

 …とコメント、PS5に最適化しているのでPC版はすぐには出せないという話ですが、この辺は4gamerのインタビューでもう少し詳しい話をしており、

 (PS5への半年間の時限独占について)
4Gamer:
 おそらくプレイヤー目線だと,「ハードメーカーが契約期間中に自社ハードを売るため」みたいな認識だと思います。

吉田氏:
 もちろん,ハードメーカーさん側にはそういう思惑もあると思います。
 ただ,我々からすると,ハードメーカーさんとああいった契約を結ぶのは,技術支援をいただけるということがとにかく大きいんです。今回は,ハードウェアの根幹の根幹まで知り尽くしているSIEのエンジニア集団の皆さんと一緒に開発しているような部分があって,なかなか自分達だけでは手が回らない最適化などを手厚くサポートしていただいています。
 また,マルチプラットフォーム前提で開発しないことにより,作りこみや最適化に工数を投入できます。
 加えて,「これ,もしお金に換算したらいくらになるんだろう?」というようなプロモーションも,グローバルで一緒にやらせてもらえるわけです。
 テクノロジーやプロモーションの支援は,受けられるなら受けたいものです。

4Gamer:
 単純にお金の問題だけでなく,ゲームの品質にも関わるからこその契約なんですね。

吉田氏:
 ただ,我々も世界中のみなさんに広くお届けしたいと思っているので,永久的な独占ではなく期間を区切っていただいています。条件はタイトルによってそれぞれ異なりますが,FFXVIの場合はPS5というプラットフォームに対して,半年間の時限独占契約を結びました。
 しかし,それと「PS5版のリリースから半年経ったら,PCを含めさまざまなプラットフォームでFFXVIが遊べるようになる」というのは,まったく別の話になります。FFXVIはこれまで,PS5の性能に頼ったゲームデザインや作り込み,そして最適化をしています。これを単純にこのままPC版に落とし込むと,30万円近くするような高価なPCでないと,同じ体験ができないのです。ご存じのとおり,PCを使うゲーム環境は人によってバラバラですから,できるだけ多くの環境で動くようにするためには,PCに向けて相当の最適化をしなければなりません。それをPS5版のリリースから半年でできるかというと,ちょっと現実的じゃないのです。

 という具合に、最近は影が薄い印象もある日本のSIEですが、技術サポートチームはちゃんとサードを助けたりと動いているようですね。

 PC版への対応可否ですが、この辺の返答は慎重ですね…
 実際、PS5世代への対応をきっちりした結果PC版の推奨スペックがとんでもない事になったタイトルが最適化不足なんだガーなどと炎上したりしていますし、まあ数年経ってから発売しても良いんじゃ無いでしょうか。
 Steamの調査を見ても搭載GPUトップがGTX1650なのは変わらず、メインメモリの容量も32GBかそれ以上という人は15%ぐらいしかいないようですし。

FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
・PS5 6/22 FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)
(Amazon)
 .