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 ソニーガーと逆神証券会社が言ってるからこんな事になるのではないかと思っていましたが、トライフォース▲▲▲どころかオクタ▲▲▲▲▲▲▲▲ぐらいになってますね。

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[任天堂: 2023年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料 / 営業外収益(為替差益)の減少に関するお知らせ / 通期業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ](pdf)

 任天堂の2023年3月期第3四半期決算は売上高が前年同期比1.9%減の1兆2951.78億円、営業利益が13.1%減の4105.41億円、経常利益が6.1%減の4825.8億円、純利益が5.8%減の3462.27億円と全ての項目で減少。
 これは前年同期比で主として突出したドル高による円安が進んだ中での数字なので、実際には見かけの数字よりも更に悪化している筈です。

 営業外収益における為替差益(外貨建て資産)は前四半期の764億円が289億円に減少、これも経常利益の減少要因ですね。

 この結果に伴い通期業績予想も下方終始、売上高は以前の予想に比べ500億円減の1.6兆円、営業利益は200億円減の4800億円、純利益は300億円減の3700億円などと。
 売上高の減少より営業利益の減少の方が小さいですが、何処でそんなにぼったくってるんだか。

 当第3四半期(2022年4月~12月)のNintendo Switchビジネスは、『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』が好調なスタートを切り、販売本数は2,061万本となりました。その他の当期に発売した新作タイトルも、『スプラトゥーン3』が1,013万本、『Nintendo Switch Sports』が861万本と、それぞれ順調に販売を伸ばしました。また、前期以前に発売したタイトルのうち『マリオカート8 デラックス』が666万本(累計販売本数5,200万本)、『星のカービィディスカバリー』が347万本(累計販売本数612万本)の販売を記録しました。これらの結果、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカー様のタイトルも含めて27タイトルとなりました。
 ハードウェアに関しては、半導体部品等の供給不足によって夏の終わりごろまで生産に支障をきたしたことなどから、販売台数は前年同期比21.3%減の1,491万台となりました。ソフトウェアの販売本数は、ハードウェアの販売減の影響を一部受け、前年同期比4.0%減の1億7,211万本となりました。
 ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトが好調に推移したほか、Nintendo Switch Onlineによる売上が増加したことなどにより、デジタル売上高は3,100億円(前年同期比21.5%増)となりました。
 モバイル・IP関連収入等については、ロイヤリティ収入は安定的に推移しましたが、スマートデバイス向け課金収入が減少したことで、売上高は389億円(前年同期比2.3%減)となりました。
 これらの状況により、売上高は1兆2,951億円(うち、海外売上高9,888億円、海外売上高比率76.4%)、営業利益は4,105億円、経常利益は4,825億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は3,462億円となりました。

 と説明、任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかりの傾向が一層強まっていることがよく分かりますね。

 ハードに関しては生産に支障を来したせいで~となっていますが、今に至るも本体ダダ余りじゃないですか。

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 ゲーム専用機売上高は1兆2521.74億円となっており…モバイル(スマ)・IP関連収入等も前年同期比で減少。

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 販売(出荷)数量は任ッチ本体が前年同期の1895万台から1491万台へと激減、ソフトについても前年同期の1億7929万本から1億7211万本へと減少しています。

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 売上高の為替影響額は+1342億円という事で、為替の影響を排除した売上高の減少率は12.7%にもなりますね。

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 営業利益の為替影響額は+460億円という事で、それ抜きだと営業利益は前年同期比22.9%の減少と。

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 任ッチ本体の販売(出荷)台数は特に年末商戦を含む第3四半期に激減、ソフト販売(出荷)本数も大きく減らしています。
 このサードタイトルのミリオンセールス8本というのも岩感あるんですよね、デジタル版を激安で投げてるソフトを含めてそうって意味合いで。

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 年間プレイユーザー数とかいうアホみたいな指標は前期より増えている事になっているそうですが、ソフトの販売本数は減るんだから不思議な事もあった物ですね。

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 自社ソフトの実売本数が前年同期をも上回る水準であるとアピールしているのですが、前述の通りソフト販売(出荷)本数そのものは減少しており、それだけサードのタイトルが売れなくなっているという事でしょう。

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 デジタル売上高は前期より増加しているとしているのですが、第3四半期の売上高はDL専売、追加コンテンツ、ニシラインの売上高が前年同期比で一割強減少しています。
 それどころかQonQ(前四半期比)でもこの数字が減少していますが、これはアクティブユーザー数の減少を示唆する物ですね。
 “年間アクティブユーザー数”って何を数えているのでしょうか、延べ延べしていそうです。

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 当期ミリオンセラー(出荷)自社タイトルにはポケモンスカバイ2061万本などの景気が良い数字が並んでいますが…
 前四半期比での比較などは必要に応じてでしょうか、例えばモナド3などはQonQで172万本→181万本にしかなっていないので、任天堂ハードのデジタル販売が大した数字ではない事を示していそうですけど。

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 海外売上高比率、ハードウェア売上高比率は何れも前年同期よりやや減少。
 自社ソフト売上高比率は逆に上昇しており、ここにニシラインの売上高を含んでいない可能性が高い事を考えると実際の任ソフト比率は大変に大変な事になっている物と思われます。

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 デジタル比率は上がっているというんですけど、前述の通り全然増えてないモナド3といった例もあるのでどうなんでしょうねこれ、まあ任天堂は自社ソフトのデジタル売上高を“グロスで計上している”と自白しているので、実際の売上高減少幅が更に大きくなるという事なんでしょうけど。

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 今後発売予定のタイトルラインアップは任ソフト、サードソフト共に大分ヤバい事になっています。
 「MLB The Show 23」のパブリッシャが実際にはSIEではなくMLBであるという点については実情を反映していますが。

 といった辺りですね。
 まあここまで来れば任ッチのピークアウトは誰の目にも明らかでしょう。

 ソニーの決算との比較やニシくんがそれに対して言っていた文句が任天堂の場合にどうだったかについては別記事にて。

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