
保証すら適用されずに有償修理となる場合がある日本に比べれば欧米の方がサポートは充実している…という事になってはいるんですけど、以前の別の話でも修理対応受付が分かりにくいし修理から中々戻ってこないし、と話題に上っていたりして評判が悪いんですよね。
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[Whitch?: Which? tells Nintendo what is causing its Nintendo Switch drift issue]
英国で65年の歴史を持つ消費者団体Whitch?がNintendo Switch Joy-Conのドリフト問題を調査したというのですが、設計上の欠陥がこの問題を引き起こしているのではないかという話ですね。
この記事によると、2022年6月の調査では実にOLEじゃない旧重ニシ所有者の四割がドリフト問題を経験したと回答したとのことで、ゲームを続けてプレイするために70ポンド(約1.1万円)する新品に買い換えた人もいるという。
そして、実際にドリフト問題が発生しているというJoy-Conを5組入手し分解調査をしたところ、左スティックにおける問題発生が多く、かつ一応防塵のための覆いはあった物のスティック内部に埃などの物質が入り込んでいたそうで、この防護策が不十分である事が示唆されており、かつジョイスティックの接点に顕著な摩擦が見られる事は設計上の機械的な問題が存在している可能性が高いと結論づけた、と。
上述の6月に実施された調査によると、購入から一定期間を経た任ッチユーザーの四割がドリフト問題を経験したと回答しており、この内半数余りがおよそ70ポンドの新品に買い換えたとのこと。
修理を受け付けて貰うため任天堂サポートに連絡した人達の内無償修理或いは交換対応を受けられた人は八割程度で、二割ほどの人は有償修理扱いになったそうです。
ちなみに修理費は最大で片側26.4ポンドも請求されるそうで、左右両方となれば52.8ポンドにもなりますね。
上記の設計に問題があるのではないかとの調査結果を任天堂に伝えたところ、任天堂は“過去にアナログスティックに問題が発生したと報告されているJoy-Conの割合は少ないし、発売以来継続的に改善してるもん”とか言い出したとのこと。
これについて、同団体は任天堂に対して問題の原因についての独立した調査を行い結果を公開する事、これまでに販売された全てのJoy-Conを完全に無料で修理または交換すること、この問題でJoy-Conを買い換えた消費者に対して補償もしくは返金を行う事、それらのサポートを消費者が受けられるよう宣伝を行う事を求めたそうですが…
まあ、任ッチ一台当たりの売上がコントローラ…要はドリフト買い替え需要のお陰でWiiを超えたとか自慢しちゃっていましたし金の亡者の黒い任天堂様がそんな対応取れるはずも無いんですよね。
ニシくんに言わせれば“任天堂様が問題が発生する割合は少ないし継続的に改善しているってゆってるんだから問題は過大に報告された物だし解決済み!!”となる訳ですけど…
[Twitter: モバイラー軍曹 @sgt_mobiler]
『発生した割合は小さい』小さくないわ。我が家の4組のジョイコンでのドリフトの発生率は100%やぞ。一番新しい有機ELタイプが一番早くドリフトが発生したし… イギリス消費者団体がJoy-Conドリフト問題は設計上の欠陥と指摘―任天堂は「割合は小さい」と回答
結局OLEニシに付属しているものでも発生しているんですよね。
さすがにXbox 360初期型の初期不良率には勝てませんけど、任ッチのドリフト問題ってそれに次ぐ規模の欠陥ですよね。
任ッチ本体にも曲がった上に、そのせいかチップが外れてぶっ壊れるとかいう凄い欠陥がありますし。

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