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 何かソニーガーみたいな事も言っていた気がしますが、それについては販売データが云々という奴でしたっけ。

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[ファミ通: 『戦場のフーガ』開発を開始したのに機材が1台もない。発売直前なのに価格未定? サイバーコネクトツーが痛感した開発とパブリッシングの違い【CEDEC2022】]

 今回のCEDECでもまだ「戦場のフーガ」の話をしているCC2。
 QAに使う開発機が足りない事にギリギリまで気づかなかっただのしょうもない話が多いのですが、インディーズパブリッシャにとっては参考になるところもあるんですかね。

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 ちなみに対応プラットフォームを増やすと色々手間も増える=開発費も増えるわけで、Xboxや極度低性能ハードがハブられている場合はそういうところが障壁になっているのでしょうね。

 そしてPSストアにおける価格設定ミスについてですが、

 そもそもの話としてなぜ価格が間違っていたかについては、通常は小売価格を入力するプラットフォームが多いものの、一部には例外もあったこと、そして事前にドキュメントを読まずに進行してしまったことが原因として挙げられた。

 販売価格を決定した当時を振り返ると、役員会では企画が通ってビジネスプランを立てた段階で価格が決まっていたと思われていたが、じつのところ値段が決定していないと発覚したのは2021年7月7日。発売までわずか3週間といったタイミングだ。

 営業日のことも考えると残り3日で決めなければいけない、というなかなかにすさまじい状況になっていたという。

 もちろんまったく準備をしていなかったわけではないが、準備段階で決めた価格で問題ないのかという疑問も湧き、急遽10本近いタイトルの値段を調べて価格を決めていったという。

 何とか円、ドル、ユーロでの販売価格は決定したものの、時間はもはや限界を迎えていた。そこでそのほかの地域の販売価格については、プラットフォーマーの機能として用意されている自動計算を使用。ドルを基にして価格を算出したそうだ。

 自動計算はとにかくスピードが出るのが魅力だが、一方でプラットフォーム間でのバラつきが出てしまうという問題もあった。そういったバタバタのなかで発売に至った結果、販売価格が違うという事件が起きてしまったようだ。

 …とか何とか。
 この“自動価格計算機能”がPSストアの物かどうかは言明されていない、というか上にある通り価格を設定する際に顧客向けの物ではなく、販売時のパブリッシャ側の取り分を入力するのがPSストアだったのでしょうね。
 多分ですけど。
 「戦場のフーガ」の場合はデラックス版が本来6380円だった筈が10025円になっていた訳ですが、これは製品価格をパブリッシャの取り分である七割で割ってそこに消費税を加えるとちょうど10025円になりますから。

 暫く前に「LOST EPIC」のPS5/PS4版でも通常版2450円予定だったものを3850円で売り出してしまうという価格設定ミスが発生しましたけど、これについても上の通りで計算が合うのでまず間違いないのではないかと思います。

 「LOST EPIC」については発売当日中に価格の修正が間に合っていたわけで、「戦場のフーガ」の時に2週間近く販売を止めていた意味とは、という岩感はありますけど、その辺の仕様をきちんと確認することなく売り出してしまうパブリッシャもたまにはいるという事でSIE側も改善すべき所はあるのかもしれません。

 まずは“ここで入力する価格はパブリッシャが受け取る金額で、PSストアにおける販売価格とは別の物である”旨を記載するようにするとか、小売価格とパブリッシャが受け取る価格の入力欄を両方設けて入力した数字が連動するようにするとかその辺がフールプルーフになるのでしょうか。

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