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 左がゲーム事業全体の売上高で、右の水色がゲーム事業の海外売上高。
 タイトルはニシくんのSwitchを刺激しようと思って書いてますけど、国内でもPS5への移行が順調…というには供給が不足しすぎですが、恐らくはPS4の時以上のペースで移行が進んでいる、というのは単なる事実なので問題ないんですよね。

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 PS5の発売以降PSプラットフォームが特に国内で萎んでいるという事実など無いというのは本来説明するほどの事では無いような気もするんですけど、ニシくんが国境なきニシ団含め強硬に“俺らね、せめて国内だけでもPS5はコケると思いたいんだガー”って頑張ってるから…

 なおニシくんが“PS5のソフトは売れていない”と頑張っている根拠はフィジカル版のみ集計で存在しないお店が協力店になっているファミ通ランキングです。
 あれだけファミ通叩いておいて、せめて任天堂様がどこかでPSに勝てる物をと探したときに縋れる物がもうファミ通ぐらいしか無いっていうんだから全くもって滑稽な話ですけど。

 簡単な説明と軽めにニシくんのSwitch入れチャレンジが終わったところで本題ですけど、昨日発表されたKADOKAWAの2023年3月期第1四半期決算、その資料の中で海外売上高が大幅増という頁が設けられていたんですよね。
 そのかなりの割合が「ELDEN RING」の海外版売上高経常のお陰だったわけですけど、この時に“あれ?国内分の売上高も大分増えてない?”と思ったのでした。
 一応第1四半期中にはスパチュンより「AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ」も発売されていますが、国内ではそう大きな影響もないでしょうし。

[KADOKAWA - IR情報]

[eir-parts: 2022年3月期 通期決算説明資料 / 2023年3月期 第1四半期 決算説明資料](pdf)

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 まず海外売上高がこうなっていて、「ELDEN RING」が発売された昨期第3四半期は国内分の売上高が大部分を占めていたため、海外売上高については限定的な物となっています。

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 昨期第4四半期については売上高118.48億円の内20.24億円が海外売上高という事で、国内でも相当な売上を記録していた訳ですけど。
 実際「ELDEN RING」の初動で国内ミリオン超えともアナウンスされていましたしね。
 PS5/PS4版のスタンダードエディションが9240円という事で、恐らくかなりデジタル比率が高かったことを考えると100万本+というのは妥当な所でしょうか。

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 そして今期の第1四半期、ゲームセグメント自体の売上高は125.82億円でその内の94.54億円が海外売上高だという。
 これ自体相当高い海外比率なのですが、ゲームセグメントの売上高から海外売上高を差し引いた分…つまり国内売上高は前年同期のそれが18.75-8.33=10.42億円だったのに対し、今期はというと31.28億円。
 国内売上高がおよそ三倍に増加しているんですよね。

 第1四半期中には角川ゲームスの事実上の休止がありましたが、そのIP譲渡でまとまったお金が動いたって話もありませんし、スパチュンの「AI: ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ」は第1四半期末の発売かつ全然売れなかった。

 恐らく第1四半期においても国内で「ELDEN RING」は20万本かそこらは売れていたのではないでしょうか、その殆どがPS5/PS4版で。
 こう書くとニシくんの“PCで売れたんだガー”“Xbox版もあるんだガー”Switch入るんだろうなあと思ってますけど、先回りしておくとまずニシくんが“国内でPS5のソフトは売れていない”という根拠としているファミ通ランキングでPC版もXbox版も“0本”なんですよね。

 その辺はそもそもフィジカル版が存在しないのですが、何故存在しないかといえば売れないから無い訳で。

[当ブログ: [アンケカン]「ELDEN RING」のファミ通アンケートにて、全世界Steam比率1%足らずの国内PMR民が18.8%を占めてしまうこれ惨状]

 例えばこれは約3ヶ月前、5/4に書いた記事ですが、この時点でSteamにおける「ELDEN RING」のレビュー数は全言語で462865だったのに対して日本語レビュー数はというと3335、1%足らずだったんですよね。

 それから3ヶ月経ったらどうなったかというと

[Steam: ELDEN RING]
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 全言語でのレビュー数が513519件だったのに対して日本語レビュー数はというと3580件。
 全体の1%を割り込んでいる状況に変わりがないことは勿論、レビューの増分はというと255/50654で0.5%とむしろ初期よりも日本語ユーザーの割合が減っている始末。
 
 レビュー増加率そのものも一割もありませんし、“日本でPS5が買えないユーザーがゲーミングPCに移行している”というゲハで統合できる現実自体が妄想に過ぎないんですよね。

 あとは国内で普通にSteam未満、というか即効性ゲーパス毒が回りすぎてまともな市場が存在しているかどうかも怪しいXboxプラットフォームは言うに及ばず。

 という具合に、“国内PSプラットフォームがPS5発売後に衰退した”なるニシくんがゲハで見ている現実は単純に事実では無い事が分かります。
 未来永劫PS5が増産できず国内にも回ってこない、という事態に陥れば当然PSプラットフォームも衰微していく事になるわけですけど、今の所そういう兆候は無いですし。

 第三次世界大戦でも始まったり馬鹿でかい隕石が地球に落ちてきたりしたらまた話は別ですけど、その場合はPSプラットフォームに限らず一旦ゲームやってる場合じゃ無いとなるでしょうし。

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