
おまけに保証期間が日本の倍の2年あるにも関わらず、その内の更に半分は任天堂に修理を依頼するのではなくコントローラの代替品を買ってくることを選んだそうです、さすがコントローラの売れ行きが良いと決算で公式に発言しただけの事はありますね。
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[gamesindustry.biz: UK watchdog says two in five Switch Joy-Cons affected by drift]
英調査会社YouGovが3月にNintendo Switchユーザーを対象に実施した調査によると、919人の内Joy-Conの“ドリフト問題”に直面した人は四割にも上り、その内更に57%が一年以内に故障したとのこと。
更に故障した内の半数ほどが任天堂に修理を依頼するのではなく自分でコントローラを買い換えることを選んだそうです。
任天堂に修理もしくは交換が可能か問い合わせた人の内およそ二割は回答が返ってこないという任天堂の神サポートも手伝ったのかもしれませんね。
また、24ヶ月間の保証期間が設定されてはいる物の、Joy-Conの故障について何処から問い合わせれば良いかが分かりづらいとも。
同団体はJoy-Conドリフト問題に任天堂が独自調査を実施しその結果を公表、またその問題の影響を受けたコントローラの無償修理或いは交換を約束する、またサポートへの明確なアクセスが可能となるよう求めているとのこと。
さすがは任天堂様の神サポートです。
任天堂は調査に対するコメントで、
“過去にアナログスティックに問題が発生したと報告されたJoy-Conの割合は少なく、2017年の発売以来継続的な改善に取り組んでいる。”
“全てのハードが設計された通りに機能することを期待していますが、仮に問題が発生した場合は任天堂のカスタマーサポートに連絡することをお勧めします。サポートはJoy-Conに関連する消費者の問題に対して公明かつ寛大な解決を行います。”
と返答しているそうですが、ネットの旗色を重視した聞こえの良い話…要は空言ですね。
ちなみにですけど、
[任天堂サポート: Q: 【Switch】本体やコントローラーの保証期間を知りたい。]
A:
以下の製品の保証期間は「購入日より1年間」です。
・Nintendo Switch 本体 / Nintendo Switch Lite 本体
・Joy-Con
・Nintendo Switch Proコントローラー
くわしくは「Nintendo Switch 修理規程/保証規程」をご覧ください。
これが日本軽視だ。
そもそも欧米と違って日本ではドリフト問題が発生したJoy-Conの無償修理に対応していない所か、保証期間内でもあれこれ難癖を付けて有償修理にしたという実績がある任天堂神サポート。
[任天堂: 第79 期(2019 年3 月期)決算説明会資料 / 質疑応答要旨](pdf)
こちらは、Nintendo Switch1台当たりの売上高を会計年度ごとの推移で表したものです。主要3地域での各期末時点での累計の数字を用いて、為替の影響を調整しています。
比較として、Wii1台当たりの売上高の推移をグレーで示しています。スライド上の数字に含まれるものは、ハードウェアや自社ソフトウェアの売上に加えて、「Joy-Con」や「Nintendo Switch Proコントローラー」などの周辺機器、任天堂がソフトメーカー様からの委託を受けて製造した他社ソフトウェア、デジタルで販売される追加コンテンツ、Nintendo Switch Onlineの売上などがあります。
Nintendo SwitchとWiiを比較すると、そもそものハードウェアの販売価格が違いますし、バンドルの仕様も異なるため、単純な比較は難しいのですが、Nintendo Switchは期を追うごとにハードウェア1台当たりの売上高が大きく上がっており、Wiiを上回っていることが分かります。
ちなみに以前、任天堂の古川俊太郎社長はこんな風に任ッチ一台あたりの売上高が高いと自慢していた事もあったのですが、その理由はといえば、
Q6:
(プレゼンテーションで)ハード1 台当たりの売上⾼について、WiiとNintendo Switchの⽐較を⽰していたが、Nintendo Switch の期毎の伸び幅がWiiと⽐べて⼤きい理由について教えてほしい。
A6 古川:
Nintendo Switchは、Wiiと⽐べてデジタルビジネスの環境が⼤きく変わっています。⾮常に数多くのダウンロード専⽤ソフトがNintendo Switchに提供されており、「Nintendo Switch Online」のような、Wiiにはなかった期間型のサービスもあります。また、Nintendo Switch はJoy-ConやNintendo Switch Proコントローラー等、周辺機器も⾮常によく売れていることも理由の⼀つに考えられると思います。
とか言っちゃってるんですよね。
デジタル売上高があるから~とか言っていますが2019年3月期のハード売上高比率は58.4%でデジタル売上高は1188億円に過ぎませんでした。
[任天堂: 2019年3月期決算参考資料](pdf)

[ソニーグループ: 2019年度第4四半期連結業績補足資料](pdf)

ちなみに同期間(FY18)におけるソニーのゲーム&ネットワークサービスにおけるデジタル売上高は1兆4288億円。
こうして見るとPS4の需要がある程度落ち着いた事からデジタル売上高の差はさほど広がらなかったとも言えるのですが、今期は全体の売上高が2兆円超の差になる見込みですから更に酷い事になりそうですね。
少し話が脇に逸れましたが、任天堂が任ッチが欠陥機なのまで狙ったとは思いませんけど、それに乗じて更に金を稼ごうと狙ったとは言えそうです。
さすがは任天堂様の神サポートですよね。
大事なことなので何度も書いてしまいましたが、この手の阿漕な商売ってその時は儲かっても割と被害に遭った人は覚えている物で。
後々に響く場合も多いわけですが、今後の任天堂はどうなっていくことでしょうか。

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まあニシくんはこうやって本物の日本軽視をされてるのを知ってるから擦り付けに必死なんだね