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 MAGES.を切り離したゲーム事業ですが、それを買収したコロプラの現状を考えると正解だったんでしょうね。

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[KADOKAWA - IR情報]

[eir-parts: 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 通期決算説明資料](pdf)

 売上高は前期比5.4%増の2212.08億円、営業利益は35.9%増の185.19億円、経常利益は40.7%増の202.13億円、純利益は46.9%増の140.78億円と、売上高はやや増加した程度ですが営業利益は大幅増。

 今期の通期業績予想については、売上高が7.6%増の2381億円とする一方営業利益は3.9%減の178億円と控えめな物となっています。

[ゲーム事業]
 ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っております。
 当期においては、新作『ELDEN RING』の販売が好調に推移し、増収増益に大きく貢献しました。同作は2022年2月25日の発売から3月末までで全世界の累計出荷本数が1,340万本を超える記録的大ヒットとなりました。旧作のリピート販売や共同・受託開発事業は前期からの反動で減収となりました。
 この結果、当事業の売上高は194億90百万円(前年同期比17.2%増)、セグメント利益(営業利益)は52億円(前年同期比89.5%増)となりました。

 ゲーム事業はこのように説明されており、後にも先にも「ELDEN RING」。

 角川ゲームスとスパチュンの存在感が消えてますね。
 これが任天堂サードデストロイシステムの威力ですか。

 他には出版事業が大きく増益、映像事業はライセンス収益減少で減益、Webサービスはやや減収減益、その他事業は大幅増収も赤字はさして改善せず、と。
 角ンゴさんの負の遺産…

 今後の見通しについては、

[ゲーム事業]
 ゲームでは、世界市場の拡大が続く中で、スマートフォンゲームにおいては当社原作タイトルへの出資や自社での企画開発を進め、メディアミックスによる収益力の向上を図ります。
 PCや据置機のゲームにおいては、当社グループ開発のシリーズタイトルや他社からの受託開発を引き続き行いながら、新作『ELDEN RING』の記録的大ヒットによるブランド力や開発力の高さを活用し次の大型タイトルへ注力してまいります。

 フロム頼りの状況が変わらない以上、フロムだけ切り売りするという選択肢は無いでしょうね。

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 事業別収益ですが、ゲーム事業は第4四半期単独だと前年同期比178%増となっている上、通期営業利益の九割方を稼いでいるという。

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 出版セグメントは売上高はやや増加程度ですが営業利益は大幅増、海外や電子化が効いているようです。

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 ゲーム事業は「ELDEN RING」の話しかしていない。

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 今期の見通し、「ELDEN RING」については収益計上が今期に回る分も多いようで、やや減収程度に止まる見通しとしています。
 …それで角川ゲームスとスパチュンは?新規事業展開の取り組み費用にかかってるんですかね。

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 アニメ発のメディアミックスを自社グループ内で実現っていうんですけど、フロムにも作らせる気なんですかね。

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 出版におけるTop10タイトルの占有率は約8%だが、映像になるとTop10が約26%を占めているという話。
 ただ、出版で上位のタイトルを他社が映像展開している例も多いように見えますし、この辺はリソースの問題もありそうですが。

 と見ていたらゲーム事業に纏わる昨期の実績と今期の期待作といった話も何も無かった。

 実際昨期は何出したんですかね。
 スパチュンが「Metro: Exodus」のPS5世代機版、ダンガンロンパとDying Lightの任ッチ版、ダンガンロンパ1と2のXb1版、Dying Light 2のPS4版。
 角川ゲームスがデモンゲイズエクストラとリレイヤー…

 角川ゲームスは内製の開発体制を強化すると聞いた時は頑張る気があるのかなと思った物ですが、任ハードにズブズブになって数年でこの惨状とは。
 ズブズブっていうのは首まで底なし沼に浸かってるという意味だったみたいですね。

 ゲーム事業に関しては、フロム・ソフトウェアの動向が宮崎社長次第という部分が大きいのも問題ですが、その他角川ゲームスやスパイク・チュンソフトもどうにかした方が良さそうですね、出来る物なら。

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