
「Tales of ARISE」もありましたし、スマと家庭用ゲームが拮抗するぐらいまで売上高は改善されていますね。
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[バンダイナムコHD: 2022年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 補足資料 / 決算説明会プレゼン資料 / 2022 年3 月期業績予想数値と実績値の差異に関するお知らせ](pdf)
売上高は前期比20%増の8892.7億円、営業利益は48.2%増の1254.96億円、経常利益は52.5%増の1336.08億円、純利益は89.7%増の927.52億円と大幅増益を達成。
これは1四半期前の時点で公表していた予想の売上高8100億円、営業利益960億円を大きく上回る結果ですが、この理由については
<差異の理由>
デジタル事業において、2022 年3 月期第4 四半期に発売した家庭用ゲームのワールドワイド向けタイトル「ELDEN RING(エルデンリング)」が、2 月8 日時点で見込んでいた2022 年3 月期における出荷本数を大きく上回る実績となり業績に貢献しました。また、そのほかの事業においても、商品・サービスの好調などにより前回の業績予想を上回りました。
…と説明されています。
「ELDEN RING」発売まで一ヶ月を切ったタイミングの予想を大幅に上回ったという事で、デジタル比率が極度に低く、かつフィジカル版のリピートに長い時間がかかる任ハードでは達成不能な“見込みを大きく上回る実績”ですね。
そもそも任天堂携帯機は性能とそれに伴うクオリティという面でも予想を上回る実績など達成不可能な訳ですが。
と軽めにニシくんのSwitch入れてから次に行きますが。
今期の業績予想は前半が売上高1.6%増の4000億円、営業利益は25.5%減の460億円、通期の売上高が1%減の8800億円、営業利益は20.3%減の1000億円予想となっています。
流石に利益率については手堅い予想となっていますが、売上高の予想からして今期も何かしら大型タイトルの発売を見込んでいるんですかね。
[デジタル事業]
デジタル事業につきましては、家庭用ゲームにおいて「ELDEN RING(エルデンリング)」や「テイルズ オブ アライズ」等のワールドワイド向け新作タイトルの販売が好調だったほか、既存タイトルのリピート販売がユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移しました。また、ネットワークコンテンツにおいては、新作タイトルが好調な出足となるとともに主力タイトルが安定的に推移したものの、年間では好調だった前年同期には及びませんでした。なお、当連結会計年度においては、前年同期と比較し新規大型タイトルの投入が増えたため、開発費等の初期費用が増加しました。
この結果、デジタル事業における売上高は378,173百万円(前期比11.9%増)、セグメント利益は69,634百万円(前期比22.6%増)となりました。
主力のゲーム事業についてはこのように説明されており、要はPSプラットフォーム対応タイトルが好調だったという話ですね。
この他トイホビー事業と映像音楽事業も大幅増収増益を達成、AM事業も前期比では大きく増収し赤字から黒字に転換と全体的に好調です。

セグメント別の売上高と利益、今期の計画ですがデジタル事業はやや減収、大幅減益の見込みとなっているようです。
やや減収程度で大幅減益見込みって、やはり大型タイトルの投入が予定されているんですかね。

地域別売上高は相変わらず圧倒的に国内に傾いていますが、ゲーム事業の貢献か欧米並びに日本以外の亜細亜地域における売上高も大幅増。

IP別売上高は全世界だとドラゴンボールがトップでガンダムがそれに次ぎ、ある程度離れてワンピースや仮面ライダーと。
国内比率が高いIPはアンパンマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、プリキュア辺りですね。
トイホビーメインのIP程国内比率が高く、ゲーム関連が強いIPは海外比率が高い傾向にある訳ですが、それからすると昨期441(100)億円で今期の計画が580(140)億円のワンピース(括弧内は国内分)のゲームが何かしら出る予定が…ありましたね。
ただあのDQXIみたいなワンピースのRPG、これまで公開されている情報からしてエンカウンターに見えるのですが海外で売れるんでしょうか。

ゲーム関連の売上高は、前期に倍近い差を付けられていたネットワークコンテンツ(スマ)と家庭用ゲームの売上高差がスマ漸減、家庭用ゲーム大幅増でかなり近い水準まで迫っています。
販売本数についても上半期と通期での販売本数差が極めて大きいですね。
下半期と言えば当然「ELDEN RING」ですが、上で触れられている「Tales of ARISE」のリピート分もあるでしょうし。
今期については上半期がやや増加、通期では大きく減少する見込みと。
新規タイトル数がバカみたいに多くなっているんですが、そんなに発売予定ありましたっけ…セガみたいに複数プラットフォームに発売されるタイトルをその分だけ数えているにしても。

AM事業に関しては今般のパンデミックによる外出自粛要請などの影響がやや薄れては来た物の、そんなに好調と言うほどではないですね。
AMゲーと家庭用ゲームの売上高差も極めて大きくなっていますが、今後基本的に国内のみの商売となるAM機器についてはどうなっていくことでしょうか。

「ELDEN RING」は発売前の見込みが400万本だった所、実績としては1340万本と3倍以上売れる結果に。

今期発売予定のタイトルはこの辺ですか。
デジモンサヴァイブは無駄に開発期間がかかった割に期待されていないんですね、まあ任ッチであんなことになってしまっては仕方ないのか。

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