
あと長年株主からの要望が出ていた株式分割がようやく発表されています。
…という事で、こちらの方がSIEの業績とその見通しよりも悪そうですね。
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[任天堂: 2022年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明資料](pdf)
2022年3月期の任天堂、売上高は前期比3.6%減の1兆6953.44億円、営業利益は7.5%減の5927.6億円、純利益は0.6%減の4776.91億円と全体的に減少。
今期、2023年3月期の通期業績予想は売上高が5.6%減の1.6兆円、営業利益は15.6%減の5000億円、純利益は28.8%減の3400億円と大幅減益を見込んでいます。
ハードウェアの販売(出荷)台数は前期比で二割減、これは半導体不足の影響ガーって書いていますが…

半導体不足、本体在庫不足の筈なのに前期末比で倍以上に増えている棚卸資産。

ゲーム専用機の売上高だけでなく、モバイル(スマ)・IP関連の売上高も前期比で減少。

今期のハード・ソフト販売(出荷)予想は2100万台/2.1億本と何れも大きく減少する見込みとなっていますね。
“今後の見通し”ではモナド3、イカ3、ポケモンスカバイ発売予定でも減少する見通し。

研究開発費は1021億円と前期から更に増えている事にはなっていますが…
恐らく任天堂買取保証の分も含まれているので、円を繋がないとソフトが出ない状況でもあるのでしょうね。

減少減少。

他社タイトル13本がミリオンセールスという設定ですが、それであのファースト売上高比率なんだから凄いですよね。
100円ぐらいで売って100万本、みたいなソフトが含まれていそうっていうか。

2番目の水準(前期比大幅減、しかも新型モデルを発売して)。
ついでに、相変わらず年間プレイユーザーとかいうトンチキなグラフを出してきています。

デジタル売上高とその比率は横這いですね。

株式は今期の10/1付で10分割の予定。
[任天堂: 株式分割ならびに株式分割に伴う定款の一部変更および配当方針の変更に関するお知らせ / 譲渡制限付株式報酬制度の導入に関するお知らせ / 自己株式の取得および自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ](pdf)
一株あたりの価格でソニーに勝ったとか言っていたニシくんのSwitch入っちゃいますねえ。

任天堂ハードで売れるのは任天堂ソフトばかり。

海外売上高比率はやや増加、ハード売上高比率は減少、自社ソフト売上高比率はやや減少…
ですが、ポケモン新作が発売された3-4Qは前年同期を上回るファースト比率。

デジタル売上高はやや増加、比率はやや減少。
そしてデジタル売上高比率に占めるフィジカル版ソフトの割合はやや減少。
…つまりゲームソフトのデジタル比率(本数)はむしろ減っている物と思われます。
昨期のゲームソフト売上高が8441.3億円、デジタル売上高の内フィジカル版が存在するソフト以外の売上高が1575億円、ここからフィジカル版の存在するソフトのデジタル売上高比率を求めると29.4%。
前期(2021年3月期の売上高は順に8039.7億円、1400.5億円となるので30.7%。
減っていますね。
しかも任天堂って自社ソフトのデジタル売上高をグロスで計上していると言っちゃってるので、本数比率だと二割ぐらいになるんじゃないでしょうか
後あれですね、自社ソフト売上高は概算で6651.7億円となる訳ですが、8441.3-1575=6866.3…
母数にデジタル専売ソフトウェアが追加されるためもうちょっと比率は低くなると思いますけど、自社ソフト売上高比率九割は超えてそうですね、サードはロイヤリティ分のみ計上と言ってみた所で…

発売予定タイトルはひどい。

ソフトメーカーの発売予定タイトルはもっと酷い。
といった所ですね。
保守的な予想をしがちなソニーグループに比べると楽観的な予想が多いですし、この見込みも達成できる物でしょうか。

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こんなん泥舟やん