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 大幅増益となった主な要因はトイホビー事業が絶好調なのと、今般のパンデミックが昨期に比べると落ち着いた事によりリアルイベントの関わる事業の業績が大きく改善された事によるものですね。

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[バンダイナムコHD: 2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 補足資料 / 決算説明会プレゼン資料 / 業績予想数値と実績値の差異および業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)

 売上高は前年同期比16.8%増の3936.46億円、営業利益は34.4%増の617.51億円、純利益は24.6%増の395.27億円と増収、大幅増益を達成。
 前年同期はパンデミックの煽りを受け、ゲーム関連の巣籠もり需要でもカバーしきれずやや減益となっていたのですが、今期はその辺が改善された格好ですね。

 これは事前に発表されていた前半期の業績予想を上回る好業績で、通期業績予想も売上高7500億円→7950億円、営業利益750億円→900億円へと上方修正されています。
 この理由については、

<差異の理由>
 2022年3月期第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染拡大による影響はあるものの、各事業において顧客のライフスタイルや嗜好の変化に適合するための様々な施策をスピーディに推進したことや、グループの幅広い事業のポートフォリオが効果を発揮しました。事業別では、家庭用ゲームの新作タイトルや既存タイトルのリピート販売が好調に推移したデジタル事業、ハイターゲット層(大人層)に向けた商品や玩具周辺商材等が人気となったトイホビー事業などが予想を上回りました。

 と説明されており、ゲーム関連では「Tales of ARISE」を発売した家庭用ゲームが好調で予想を上回る業績となったそうです。

 そのゲーム事業の業績については、

[デジタル事業]
 デジタル事業につきましては、家庭用ゲームにおいて「テイルズ オブ アライズ」等の新作タイトルの販売が好調だったほか、既存タイトルのリピート販売がユーザーに向けた継続的な施策により好調に推移しました。また、ネットワークコンテンツにおいては、主力タイトルが安定的に推移したものの、好調だった前年同期には及びませんでした。なお、当第2四半期連結累計期間においては、前年同期と比較し新規大型タイトルの投入が増えたため、開発費等の初期費用が先行しました。
 この結果、デジタル事業における売上高は149,597百万円(前年同期比10.7%減)、セグメント利益は26,008百万円(前年同期比24.6%減)となりました。

 ネットワークコンテンツ(スマ/ブラ)が前年同期比で大きく減少したようで、セグメント利益が大きく減少。

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 稼ぎ頭となったトイホビー事業は営業利益が前年同期比73.1%増と大幅増益。
 映像音楽プロデュース事業は前年同期が赤字転落しそうな瀬戸際だったとはいえ、前年同期比183.8%増と三倍近くにまでセグメント利益が増加しています。

 AM事業に関しては売上高390.05億円で60.04%増、セグメント利益は80.22億円の赤字から24.47億円の黒字へと転換したそうです。

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 八割方が国内での売上という大手サードの中では際立って国内偏重の地域別売上高は相変わらずですが欧米、日本以外の亜細亜地域における売上高が今期は国内よりも大きく伸びていますね。

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 IP別売上高ではドラゴンボール関連がやや減少も引き続き稼ぎ頭で、ガンダムが伸びています。
 その他各種IPも増えている物が多いですね。
 国内トイホビーとの差を見ると、ドラゴンボールとNARUTO、ワンピースの売上高は国内トイホビーの比率が低い、海外及びスマや映像からの収益が大きいことが分かります。

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 デジタル事業の売上高構成は家庭用ゲームが微増もネットワークコンテンツが減少。
 といっても前年同期にスマで何が売れてたんだろうというのはあるのですが…ドラゴンボールのIP別売上高もさして減っていないのでそれじゃなさそうですし。

 家庭用ゲームの販売本数は日本における販売本数が大きく減少するも欧米での販売本数が増加、「Tales of ARISE」の投入などが奏功して欧米における販売増、売上高の増加に寄与している物と思われます。

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 AM(機器/施設)事業も国内偏重の事業ですが、前年同期に比べると大幅売上高増、ただ国内既存店の売上高は完全には回復していませんね。
 パンデミックが始まる前の3/4程度で落ち着いた場合、もうちょっと店舗数が減ることになるでしょうか。

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 家庭用ゲームで取り上げられているのはやはり「Tales of ARISE」で、また既存タイトルのリピート販売が業績を支えたとのこと。
 後半期の期待作は当然「ELDEN RING」ですし、きちんと最新の据置機で求められるクオリティを満たしたタイトルを制作し発売する事が継続的な収益に繋がるんですよね。


 …ニシくんにも分かりやすくいうと、内製部門の数割が任天堂さん様からの受託や買取保証に釣られたタイトルの制作に回されておりかつ主力タイトルの多くが外注という状況はまさに本末転倒、任天堂携帯機向けに出すタイトルは旧作の丸投げ移植で十分だろうという話ですね。
 フロムソフトのソウルシリーズを海外で販売出来るようになったのが幸運だっただけで、欧米における存在感が国内サード各社の中で下から数えた方が良いくらい低いのも主としてそれが原因ですし…
 バンナムより下にいるの、名のあるところではKONMAIぐらいじゃないですかね。

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