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 勿論龍が如くの数字はXbox Game Passでの配信分を除いてなので、ゲーム機ではその殆どがPSプラットフォームで販売されている物と思われます。

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[セガサミー: 統合レポート2021(2021年3月期) / 前年度版](pdf)

 それぞれ20MB前後はあるので、外出時にDLする際はご注意下さい。

 ともあれタイトルの話についてですね、統合レポート内のIPポートフォリオにセガサミー傘下のゲーム事業における主要なIPの販売本数などが掲載されているのですが、

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 2020年3月期時点ではこうで、

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 2021年3月期時点ではこうなっています。

 「龍が如く」シリーズには「JUDGE EYES」シリーズも含んでいますが、一年で1400万本から1700万本と大きく成長。
 ちなみにスマのダウンロード数を含める場合は“ゲーム本編、F2P合計”との記載がありますがこちらにはそのような表記は無いため、一応ゲーム本編のパケ出荷/DL販売数を計上した物と思われます。
 まあ「龍が如く」シリーズの作品数が前年115作品→164作品となっている辺り何を数えているんだか良く分からない部分はありますが。
 ビジネスモデルの区分は以下のようになっており、
* コンシューマ分野を以下3つのビジネスモデルに区分しています。

・フルゲーム(ゲーム本編): 主に家庭用ゲーム機やPC向けのゲーム本編のディスク販売及びダウンロード販売等(追加ダウンロードコンテンツ販売は含まない)。
・F2P: 主にスマートフォンやPC向けの基本プレイ料金無料、アイテム課金制のゲームコンテンツの販売等。
・その他: 追加ダウンロードコンテンツ販売、他社タイトルの受託販売、開発受託、タイトル譲渡、プラットフォーマー向けの一括タイトル提供、ゲームソフト以外の製品の販売等。

 “その他”となるXbox Game Passの分は含まれていないので、販売本数としてはゲーム機向けの分は殆どがPSプラットフォームで販売されたものでしょうね。

 また「ペルソナ」シリーズは前年から190万本増やして1500万本に到達、主体となっているのはP5RにP5S、P4GのSteam版辺りでしょうが順調に本数を伸ばしていますね。

 対する「真・女神転生」シリーズは前年から30万本しか増えていないっていう。
 しかもこれ、“フルゲーム、F2P合計”とあるようにスマの「D×2 真・女神転生 リベレーション」含んでこの結果なんですよ。
 DLされるだけで増えるのに全然増えてない。
 一応まだサービス中ではあるらしいですけど、割と悲惨な事になっていますね。

 まあニシくんが幾ら“任天堂ハードにソフトを出さないとサードは滅びますぞー”と喚き散らしたところで現実はこれです。
 任ハードに拘泥しているメガテンが凋落する一方他は伸びているって事実なんですよね。

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