56286DigitalURAG
 勿論パッケージ売上も売上を分析する要因の一つではあるのですが、その重要度は年々下がっているんですよね。

スポンサーリンク


ゴキ「プレステはDL版が売れているから週販なんか意味ない!」←なんで任天堂のDLは考慮しないの?
https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1620616307/

 ニシくんの藁人形論法に付き合う義理もないのですが、ファミ通のTop30だけがこの世の全てと思ったままというのも哀れな物ではありますし、一応何故最初に書いたように“パッケージソフトの売上が以前に比べ重要度が下がっているのか”について考えてみましょうか。
 勿論ニシくんが言って聞くわけもないと思った上で書いてますけどね。

[任天堂: 2021年3月期決算説明資料](pdf)
56286DigitalURAG1

 任天堂のデジタル売上高は通期で3441億円、デジタル売上高比率(ソフト売上高に占める割合)は42.8%なのでソフト売上高は8039.7億円。
 かつデジタル売上高の内“パケ併売ソフトウェア”の売上高比率は59.3%なので2041.5億円。
 任天堂のソフト売上高からサービス、DLC、DL専売ソフトの売上高を引くと6640億円となります。

[ソニーグループ: 2020年度第4四半期連結業績補足資料](pdf)
56286DigitalURAG2

 一方、ソニーのゲーム&ネットワークサービス分野におけるソフト売上高(任天堂基準なのでゲームソフト+ネットワークサービスの売上高)は1兆9755.4億円と任天堂のそれのおよそ2.5倍になんなん。

 この内物理(パッケージ)ソフトウェアの売上高は1379.32億円なのでデジタル売上高は1兆8376億円と、任天堂のそれの5.34倍に達する物となっています。

 デジタル売上高比率は93%と任天堂に圧倒的な差を付けている、これがまずパッケージ売上(のみ)が重視される物ではないという根拠ですね。

 といってもソニーのゲーム分野はネットワークサービス(PS+やPSNow)の加入料が任天堂とは比べものにならない額が入っているのではないかと思われるかもしれませんが、ネットワークサービスにしても3829.5億円と、それを引いてもまだ任天堂のデジタル売上高に圧倒的な差を付けているんですよね。

 任天堂のデジタル売上高に占めるパケ併売ソフトの比率が六割弱といいますが、ソニーの場合は逆に三割弱と追加コンテンツやネットワークサービスの売上高の方がずっと大きくなっているわけで、ソフトの売上のみで食いつないでる訳ではないのでした。
 …追加コンテンツを除いたソフト売上高はソニーと任天堂にそこまで大きな差はないと思われるかもしれませんが、そこで障害になってくるのは任天堂の自社ソフト比率79.4%ですね。
 何しろ自分で“自社ソフトの売上高はグロスで計上しています”って言っちゃってるんだから。
 そりゃPS5/PS4の3.389億本に大して2.309億本と1億本以上の本数差を付けられても売上高で迫ってしまうわけです。

 そもそも任天堂の場合売上高の半分以上をハードのそれが占めていて次いでソフト自体の販売、という時点でソニーのゲーム分野と収益構造が違いすぎますし、かつそのソフトの販売の場としても今年に入ってからは圧倒的にデジタルが主体(PSプラットフォームの場合、2021Q1は本数ベースで八割程度がデジタル販売)という時点でファミ通のランキングだけが世界の全てかのように考えるのはとんでもない間違いである事が分かると思いますが。

 ニシくんとかXbox Game Passを“これからはサブスクの時代ソニーオワタ”と言う一方でソニーのサービス/追加コンテンツ売上高は認めずに“(パッケージ)ソフトが任天堂に比べて売れないソニーテタイテタイ”とか言ってるんだから割と真面目に頭おかしいんじゃないかなとは思っています。

 こんな説明で何か分からないような所あるんですかね、そりゃニシくんは任天堂(と一体化したつもりでいる自分)に都合が良い“ゲハの現実”を統合する方を優先しているんでしょうけど、それを頑張って信じ込んだところで現実(現実)との齟齬が大きくなる一方なのではないでしょうか。

LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
・PS5 9/24 LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶
(Amazon)
 .