56286Capcom
 そりゃまあ出荷先がアレ任天棚でしょうし、濡れ手に粟で儲かってはいても“記録的な大ヒット”とは称せないですよね…

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[カプコン: 2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)](pdf)

 売上高は前期比16.8%増の953.08億円、営業利益は51.6%増の345.96億円、純利益は56.3%増の249.23億円。
 と、大幅な増収増益を達成しています。
 カプコンの場合はこれといったスマタイトルも無しに高い営業利益率を達成しているのが特筆すべき点ですね、他のサード大手は何れもスマを収益源としている場合が多いのですが。

 今期の通期業績予想は売上高1000億円、営業利益420億円と売上高は微増ながら更なる増益を予想しています。
 という事は今期中にバイオ村以外の大型タイトルを発売する予定はあまりないんですかね。
 例の漏った奴からしてもそんな感じではありましたが。

① デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、シリーズ最新作『モンスターハンターライズ』(Nintendo Switch用)が今年3月の発売から早々に全世界で出荷本数400万本を突破するなど好調に推移したほか、『バイオハザードRE:3』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)も390万本と順調に販売本数を伸ばしました。また、前期発売の『モンスターハンターワールド:アイスボーン』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)や前期以前に発売した『バイオハザードRE:2』(プレイステーション4、Xbox One、パソコン用)など、採算性の高いリピートタイトルも根強い人気により利益を押し上げました。さらに、次世代ゲーム機向けタイトル『デビルメイクライ5 スペシャルエディション』(プレイステーション5、Xbox Series X|S用)を発売しました。
 加えて、モバイルコンテンツにおいては、日本国内で『ロックマンX DiVE』(Android、iOS用)のサービスを開始したほか、協業タイトル『街霸:対決(ストリートファイター:デュエル)』(Android、iOS用)の中国でのサービス開始に伴うライセンス収益が利益に貢献しました。
 この結果、売上高は753億円(前期比25.6%増)、営業利益は370億2百万円(前期比53.1%増)となりました。

 売上高の3/4以上、営業利益でいうと全社のそれを上回る利益を出している主力のデジタルコンテンツ事業は家庭用ゲームが高い収益を上げています。
 「モンスターハンターライズ」は“好調に推移”と、MHW発売時(2018年3月期)の決算短信における“記録的な大ヒット”との記述よりも大人しい表現となっています。
 それはまあ、記録も作れてないし…

 「バイオハザード RE:3」は2程ではないようですが390万本と結構な販売本数になっていますね。

 近年、大手パブリッシャが高い利益率を達成する背景には旧作の継続的な販売による利益がありますが、カプコンもそのご多分に漏れずMHWIやバイオRE:3の持続的な販売が“利益を押し上げた”としています。
 スマに冠しては自社タイトルが“サービスを開始しました”なのに対して中国向けのライセンスが“利益に貢献しました”って。
 日本のパブリッシャはスマだと中つ国辺りにライセンス投げておいた方が儲かりそうですね。

 この他AM施設事業は前期比で減収の大幅減益、AM機器事業(ほぼパチ)はやや増収増益を達成しています。

 一方AM機器事業(カプコンの場合はほぼパチ)は売上高が半減、営業損失を出す結果に。

 カプコンは決算説明会資料の公開にラグがあるためその辺については未だ不明ですが、今後の見通しとして

(4) 今後の見通し
 今後の見通しといたしましては、通信規格の高速大容量化への移行、コンテンツの提供チャネルの増加、デバイスの多様化、グローバルベースでのユーザーの拡大など、大きく環境が変化しつつある状況下、当社は、IPの積極的な活用により、グローバルでのさらなるブランド価値向上とユーザー数の拡大に努め、主力事業のデジタルコンテンツ事業を成長させ、中期経営目標の「毎期10%営業利益増益」の達成に取り組んでまいります。
 具体的には、開発人員の増強と開発環境の整備を図り、主要IPの活用と新規IPの創出によりパイプラインの拡充に努めてまいります。また、新作タイトルの継続的な投入とリピートタイトルのデジタル販売強化により、総販売本数の増加に注力してまいります。


<次期の事業別戦略>
 次期においても感染症の影響は予測し難い面が多くありますが、上記戦略に基づき以下の点を中心に取り組んでまいります。

① デジタルコンテンツ事業
 当事業におきましては、当期発売の『モンスターハンターライズ』および『バイオハザードRE:3』等リピートタイトルの販売の促進に加えて、次期は主力シリーズの最新作『バイオハザードヴィレッジ』(プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、パソコン用)や『モンスターハンターストーリーズ2~破滅の翼~』(Nintendo Switch、パソコン用)などを投入し、収益の最大化に努めてまいります。

 今後の見通しについては新作の継続的な投入に注力するとする一方、今期のデジタルコンテンツ事業に関してはやはりバイオ村ぐらいしか大型タイトルがないのかもしれません。

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