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 増収増益というのも全社的な話であって、ゲーム事業における利益を自慢していない、どころか自慢している売上高の具体的な数字すら出せない。
 という事はぶっちゃけ全然儲かってないって事になるんでしょうね。

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[Microsoft - Investor Relations: Earnings Release FY21 Q3 Microsoft Cloud Fuels Third Quarter Results]

 MSの2021年6月期第3四半期決算は四半期単独で売上高が前年同期比19%増の417億ドル、営業利益が31%増の170億ドル、純利益がGAAP非準拠で38%増の148億ドルとなっており、相変わらず全体の利益率が滅茶苦茶な事になっていますね。

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 MS Officeを主力事業とするProductivity and Business Processes分野は売上高135.5億ドル、営業利益60.3億ドルと全体の1/3程度を稼ぎ出しています。

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 Azureなどクラウドサーバを含むIntelligent Cloud分野は売上高151.2億ドル、営業利益64.3億ドルと稼ぎ頭に。

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 Windows OSのOEMが主力事業となっているMore Personal Computing分野は売上高130.4億ドル、営業利益45.9億ドルと利益率はかなりの物ですが3分野で最も稼げていない分野ですね。
 この分野に含まれるゲーム関連事業の売上高は開示されていませんが…

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 ゲーム事業は売上高が前年同期比で五割増、Xboxのコンテンツ及びサービスの売上高が34%増、Xboxハードウェアの売上高は232%増。
 ゲーム関連で開示された業績はこれだけですね、Xbox Game Passの人数だけたまに自慢してますけど、どれだけが現在も加入しているのか、そこからの収益はどの程度の物なのか開示されていない辺り実体はお察しという所でしょうか。

[ソニーグループ: 2021年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)
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 ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス分野をこれらと比較した場合、同時期(2021年3月期第4四半期)の売上高は単独で前年同期比52.3%増、なのでMSのゲーム事業との差は割合としてはあまり変わっていないにせよ純額としては差が更に開いていると推定されます。

 次いでコンテンツとサービスというのがソニーのゲーム分野におけるゲームソフトとネットワークサービスの事であれば、こちらは21%増とMSの方が伸びが大きいという事になる訳ですが…ゲームパスのバラ撒きで売上高を稼いでいるとすると多分全然儲かってないんですよねこれ。

 最後にハードウェア売上高ですが、ソニーの第4四半期は前年同期比321%増とMSのそれを圧倒的に上回っています。
 元々の売上高でも差があったのでしょうに…これはPS5の販売台数、平均単価が何れもXSX|Sのそれを大幅に上回っている事による物と思われます。

 総評としては…思ったよりは頑張っているみたいですけど、NPD集計でもハードに関しては全く言及がありませんしこの先どうなるんでしょうね。
 収益については全く数字が出てこない辺りからしてとてもじゃないけど人に見せられない、表に出したら株主に叩かれるような状況なのでしょうし。
 世代交代後の成り行きとしてはこれまでの所前世代の繰り返しになっているので、MSが何処まで損失を出し続ける気なのかという話になってきそうですが。

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