
主力の出版事業の他ゲーム事業も増収と大幅増益を記録する一方、今般の状況(外出自粛)もあるので映画を含む映像事業は横這い、今般の状況(巣籠もり需要)があるのにWebサービス事業は減収減益と。
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[株式会社KADOKAWA - IRニュース]
[eir-parts: 2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 2021年3月期通期連結業績予想の修正及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ / 決算説明資料 / 第三者割当による新株式発行に関するお知らせ](pdf)
売上高は前年同期比1.7%増の1527.77億円、営業利益は56.1%増の132.04億円、純利益は14%増の89.87億円となっています。
これを受け通期業績予想を前回の売上高2080億円、営業利益105億円から売上高2060億円、営業利益140億円へと修正、理由としては出版セグメントの利益率改善などが上げられています。
[ゲーム事業]
ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っておりま
す。
当第3四半期連結累計期間においては、12月発売の新作「サイバーパンク2077」の売上貢献に加え、「SEKIRO:
SHADOWS DIE TWICE」「DARK SOULS」シリーズ等のリピート販売が引き続き好調に推移しました。
この結果、当事業の売上高は123億75百万円(前年同期比21.8%増)、セグメント利益(営業利益)は29億46百
万円(前年同期比99.0%増)となりました。
貢献サイパン…販売再開する目処は立ってるんですかね。

出版事業は好調、スクエニ決算でも出ていましたが、デジタルシフトが上手く行っているほかに紙本も回復しつつあるようです。

映像事業は減益ですが3Q単独で見ると大幅増益、海外向けアニメ配信やゲーム化許諾で結構お金が入ってきているようです。

ゲーム事業は3Q単独だとギリギリ黒字といった所ですね、サイパン貢献とは一体…

Webサービスいいつつライブ事業をウェブ開催に切り替えて利益率改善とは。
まあ元ドワンゴ部分だからという事でしょうが。
ソニーとサイバーエージェントから合計約100億円を調達する新株式発行も発表されています。
出資額はソニーとサイバーエージェントで半々で、目的としてはゲーム分野におけるIP開発や展開力を強化するためとか何とか。

こちらの絵を見るに、サイバーエージェントはスマ、ソニーはアニメの世界展開及びコンシューマゲームの展開の強化が期待されるところではあるようです。
アニメIPの、というよりはフロムソフトウェアとの関係があっての資本提携というのもあるのかもしれませんね。

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