
FE風花雪月は229万本販売(出荷)したというのですが、他の“カタログチケット”仲間だった筈のアストラルチェインやデモンエクスマキナとDQXIS(共に海外のみ任売)は影も形もなし。
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[任天堂: 2020年3月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算参考資料](pdf)

任天堂が公開している指標ですが、海外売上高比率は微減も引き続き3/4以上を海外に依存。
ハード売上高比率はやや減少。
そして自社ソフト売上高比率は第2四半期単独では76%と前期より高いのですが、前半期合計ではやや減少。
ただし、今後の発売ソフトを考えると後は上がる一方でしょう。

デジタル売上高は前期比でほぼ倍増し、その比率も34.8%まで常勝しています。
そしてパケ併売ダウンロードソフト売上高比率も上昇。
形振り構わずニンテンドーカタログチケットとか出した甲斐があったのでしょうか。
ちなみにソニーのゲーム&ネットワークサービス分野は第2四半期単独でデジタルソフトウェア&アドオンコンテントが2269億円、ネットワークサービス(任天堂でいうNintendo Switch Onlineの部分に相当)が844億円の売上高なので、8倍近い差がついています。
ところでニシくんが“ニンテンドーカタログチケットで売れてる(筈)”と主張していたタイトルが集中したのが第2四半期だったにもかかわらず、デジタル売上高比率が下がってるんですけど…?やっぱり売れていないのでは。

当期ミリオンセラー自社タイトルはFE風花雪月が全世界229万本を販売(出荷)していますが、やっぱりFEifに比べて国内販売(出荷)本数は大分減ってますね。
カタログチケットで売れてる筈なんだガーというのは一体なんだったの。
ところでここに掲載されているタイトルの販売(出荷)本数は合計1781万本。
勿論任天堂タイトルは他にも色々ある訳ですけど、前半期の自社ソフト売上高比率は75.2%。
そしてNintendo Switch+3DSのソフト販売本数は6109万本となっています。
ゲーム専用機売上高は4229.55億円でハード売上高比率が53.2%なので残るは1979.43億円。
デジタル売上高716億円の内パケ併売DLソフト売上高比率は61%なので、ソフト以外(DLCとニシライン加入料)の279億円を引くと大体1700億円ですね。
つまり任天堂以外のソフト売上高(パケあり)は422億円程度となるわけですが、これサードソフトの平均価格って概算で1000円ぐらいになりませんかね、仮に任ソフトが全体では2609万本ぐらい販売(出荷)しているのだとしても、残るソフトの平均価格は1200円程度…
DL専用ソフトはここに含まれていないわけですが、含んだところで大差は無いというか。
これ“滅茶苦茶割り引いて目を引いてる”任Diesソフトが販売本数の多くを占めている可能性は高そうです。
あとパケ併売ソフトの売上高に占める構成比は25%ぐらいですか。
これでも高すぎる気はしますが、ニンテンドーカタログチケットとか売り出しておいてこれ。
欧米に比べると日本のデジタルシフトは遅い傾向もありますし、国内においてサードソフトのDL比率が初動で三割を超えるとかいう角ガリ集計の数字は明らかに過剰な見積もりですね。

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