
まさに濡れ手に粟と言ったものか。
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[任天堂: 平成30年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 営業外費用(為替差損)の計上に関するお知らせ](pdf)
為替差損は7億円を計上。
売上高は前期比115.8%増の1兆0556.82億円、営業利益は504.7%増の1775.57億円、経常利益は295.8%増の1993.56億円、純利益は36.1%増の1395.9億円となっています。
前年度と比較し純利益の伸びが比較的小さいですが、これは昨年度純利益にマリナーズ株の売却益などが計上されていたからですね、確か。
また、今年度…平成31年3月期の連結業績は売上高1兆2千億円、営業利益2250億円を予想するという強気のものとなっています。
現在発表されているソフトラインアップやらからすると達成は極めて難しいと思いますが…
何かしらの梃子入れ(スイッチしないッチ発売とか?)が予定されているのかもしれません。
①当期の経営成績の概況
当期の状況は、Nintendo Switchでは、全世界でハードウェアの販売が好調に推移し、当期の販売台数は1,505万
台となりました。ソフトウェアでは、『スーパーマリオオデッセイ』が世界中で人気を博し1,041万本の大ヒット
を記録しました。加えて、『マリオカート8 デラックス』が922万本、『Splatoon 2』が602万本を販売するなど、
当期のミリオンセラータイトル数はソフトメーカー様のタイトルを含めて12タイトルとなりました。これらの結果、
当期のソフトウェアの販売本数は6,351万本となりました。
ニンテンドー3DSでは、ハードウェアの販売はNintendo Switchの発売後も各地で堅調に推移し、当期における販
売台数は640万台となりました。ソフトウェアでは、『ポケットモンスターウルトラサン・ウルトラムーン』が751
万本の販売を記録するなど、当期の販売本数は3,564万本となりました。
ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchでのデジタル販売が好調だったことにより、
デジタル売上高(※)合計は608億円(前期比87%増)となりました。
その他、当期に発売した「ニンテンドークラシックミニスーパーファミコン」が各地で人気となり、528万台の
販売を記録したほか、amiibo(アミーボ)の販売も前期を上回り、フィギュア型が約1,030万体、カード型が約580
万枚の販売となりました。
スマートデバイスビジネスでは、前期までに配信を開始した『スーパーマリオラン』『ファイアーエムブレム
ヒーローズ』に加え、当期に『どうぶつの森ポケットキャンプ』の配信を開始しました。これらのアプリは国内外
で多くのお客様に楽しんでいただいており、スマートデバイス・IP関連収入等の売上高は393億円(前期比62%増)
となりました。
これらの状況により、売上高は1兆556億円(うち、海外売上高7,944億円、海外売上高比率75.3%)、営業利益は
1,775億円となりました。また、経常利益は1,993億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,395億円となりまし
た。
※当期末より「ダウンロード売上高」の呼称を「デジタル売上高」に変更しました。
地域別売上高では国内が2611.89億円と1/4程度、またデジタル売上高は608億円と5-6%に留まっていますね。
トレンドとして各メーカーの売上高に占めるデジタル比率が軒並み五割を超えている状況においては極めて低いと言って差し支えない水準ではあります。
また研究開発費は前期の591.97億円に対し640.32億円と大して変化していないのに対し、広告宣伝費は487.26億円から726.16億円へと大幅に増加。
任天堂信者が思い込みたがっている“技術者の集まった会社”というイメージとは裏腹の推移ですね。
参考資料と販売数量に関しては長くなるので別記事に。

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