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 FFVIIリメイクを含む“HDゲーム”分野が営業利益の半分程度を稼ぎ出しています。
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[スクエニHD: 令和3年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料](pdf)

 売上高は前年同期比63.2%増の870.54億円、営業利益は241.4%増の245.49億円、純利益は248.6%増の143.72億円となっています。
 スマゲの割合が多いスクエニですら売上高が337億円程度増えて営業利益の増は174億円程度の増なのだから、任天堂の利益率の異常さが際立ちますね。

○デジタルエンタテインメント事業
 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っておりま
す。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲー
ム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
 当第1四半期連結累計期間のHD(High-Definition:ハイディフィニション)ゲームにおいて、4月に発売した
「FINAL FANTASY VII REMAKE」が、新型コロナウイルス感染症の拡大による流通過程の停滞・混乱に備えて、パッ
ケージ販売の製造、出荷を絞ったことにより、当初の想定を下回った一方で、デジタルによる販売が大きく伸長し
たことにより、収益性の改善に寄与しました。さらに、「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」の発売、ライセンス収入等
により、HDゲームでは前年同期比で増収増益となりました。
 MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、「ファイナルファンタジーXIV」の月
額課金会員数が前年比で増加したことにより、前年同期比で増収増益となりました。
 スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、前期の第2四半期以降
にサービスを開始した「ドラゴンクエストウォーク」、「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブ
エクスヴィアス 幻影戦争」の収益貢献により、前年同期比で増収増益となりました。
 当事業における当第1四半期連結累計期間の売上高は74,363百万円(前年同期比100.1%増)となり、営業利益
は26,069百万円(前年同期比242.0%増)となりました。

 AM関連を除くゲーム事業は増収増益を記録。

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 AM事業は元々ギリギリ黒字程度だったのですが赤字に転落。
 出版事業は増収増益を達成していますね。

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 HDゲームは前年同期がトントン程度だった所、FFVIIリメイクが大きく貢献し一挙に営業利益は125億円程度に。
 第1四半期だけで昨期の営業利益を大幅に超える、っていうか昨期は赤字だったのでは…
 昨年度のHDゲームが雑魚過ぎたという事でしょうか。
 DQXISの話ですよ。

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 MMO事業はFFXIVの課金会員数が増加しました、と。
 遂にDQXオンラインはスルーされる。

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 販売本数のデジタル比率はよりデジタルに傾いていますね。
 といっても日本の割合はあまり変わっていないのですが。
 大型の新作タイトル(FFVIIリメイク)が発売されたにもかかわらずパケに寄っていない辺りは国内におけるデジタルシフトが進んでいる証左であるとも取れるでしょう。

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 スマはFFBEとDQウォークが貢献したそうです。

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