VRコントローラ周りはまだ分かりやすい方ですね。
スポンサーリンク
[J-PlatPat: 特開2020-092320 信号処理装置、電子機器、信号処理方法およびプログラム]
【課題】イベント駆動型のビジョンセンサから出力されるデータの処理遅延を抑制する。
【解決手段】入射する光の強度変化を検出したときにイベント信号を生成するセンサによって構成されるセンサアレイを含むイベント駆動型のビジョンセンサから伝送されたパケットを受信する通信部と、パケットが一時的に格納されるバッファメモリと、所定の条件が満たされた場合にバッファメモリから強制的にパケットを読み出す読み出し制御部とを備える信号処理装置が提供される。
イベント駆動型ビジョンセンサ。
…というと何が何だか分かりませんが、これはセンサに入射する光信号の強度が変化した場合にのみ駆動されるセンサだそうで、常時一定間隔で走査を続けるフレーム型ビジョンセンサ(CCDやCMOS)よりも低消費電力かつ高速での動作が可能となるとのこと。
ただしバッファサイズが満たずにデータ転送が遅延する場合があった為、このラグを軽減するための特許がこれ、とされていますね。
それで何でSIEがこれを特許として出願しているのか、ですがやはりVR関連ではないですかね、インサイドアウト式の無線VR HMDを実現しようとした場合、HMDに搭載されるセンサの消費電力が少なければ少ないだけバッテリへの負担も減りますし。
[J-PlatPat: 特開2020-074078 操作デバイス、及び制御システム]
【課題】従来とは異なる態様でユーザに振動を提示できる操作デバイスを含む制御システムを提供する。
【解決手段】
ユーザによる操作の対象となる操作ボタンと、操作ボタンを振動させる振動機構と、を備える操作デバイスと、振動機構による振動を制御する制御装置と、を含み、制御装置は、操作ボタンの可動部の押し込み量が押し込み可能な最大量になった場合に、振動機構に対する制御内容を変化させる制御システムである。
また出た新PSVR用コントローラ(仮)。
これはアダプティブトリガーに関連する特許なんですかね、コントローラ全体を振動させるのではなく、より細かい振動をフィードバックさせることが出来るようになるというものみたいですが。
ちなみに241が第2指センサ、242が第3指センサとなっており、これによって親指と人差し指以外の指がグリップを握っているかどうかも判断可能になるようです。
他には手に固定するためのバンドが左右どちらに装着されているかを検出するセンサも搭載されており、これによりVRシステム側から見て右手と左手の判別が難しい場合でも装着した手の側に適切な振動が出せるようになる、かも?
ついでにこのコントローラ、251がスピーカで252がマイクらしいですよ。
235はコントローラの位置特定用の発光素子とされていますが、他にも搭載されるらしい。
これはインサイドアウト式のトラッキングにも対応するため…?
後はトリガー回りの振動に関する特許ですね、指の位置と押し込み具合によって係数をかけてより適切な振動を提供するとか。
[J-PlatPat: 特許6710285 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体]
これは上記新PSVRコントローラ(仮)に関連して実際に取得された特許ですね。
本体の図は同じ物なので省略しますが、どこかの動画でデモしていたようにコントローラを持っている手指のポーズを検知する事が可能になるようです。
恐らく触覚フィードバックについてはDualSenseと同等の物が搭載されているのではないでしょうか、これらによって
“剛体を握っているときは剛体を握っている感覚がする”
フィードバックが可能になるようですね。
後はVR空間の共有とよく分からないろぼですが、思ったより長くなってきたのでもう1つ記事を作ることとします。
・PS4 8/27 英雄伝説 創の軌跡 通常版【初回限定特典】『創の軌跡 オリジナルサウンドトラックmini -Limited Selection-』 (Amazon)
.