53736FOG
 というのは軽く一報で触れましたが…
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 西川善司氏のコラム、「ゲームのムズカシイ話」でスクープだとか書いているのですが…
 取材相手は“セガの次世代技術研究開発グループ”で、セガの幹部に掲載許可も得ているとしていますがそれぞれ誰に取材し誰から許可を得たのかは不明。

 構想としては、セガの直営ゲームセンターにクラウドサーバーを設置することでユーザーの遅延時間を1ms未満にすることを目標としているそうです。
 光の遅延以外の要素も含めての話かは不明ですが。

 設備投資をどうするのかについては、現在使われているAM機を刷新する際にクラウドサーバとしても利用できるものとすることで、新たなAM機を導入すればクラウドサーバを設営するのと同じ物にすることで、ゲームセンターの営業時間中は店内向けの配信とクラウド用併用、営業時間外はクラウド専用に動かすことが出来るようになると。

 プレイヤーはサービス側から遅延の少ない近傍のゲームセンターに割り振られ、そこに接続する形にしたいようですね。

 …この記事、インタビュー形式になっていないのでどこまでが著者の考えで、どこまでがセガが構想している範囲なのか分かりづらいですね。

 少なくとも、このフォグゲーミング構想に他社に参入してもらう可能性や、他業種向けにクラウドサーバとして販売する可能性も検討している、という部分は開発側の構想となっていそうですが。

 大雑把に言うとセルコンピューティング構想の粒度を荒くしたようなものですか。
 誰が設備投資と維持、回線コストを負うのかといえば最終的に消費者という事になるので、果たしてそれで客が集まるのか、適正な設備を整えるハードルが高すぎないかといった部分はありますが…

 ネットから見て霧のように扱えるコンピュータがあるとしたらそれはゲーム機なんですよね。
 元々PS3から始まったリモートプレイもその辺りから出てきた物でしょうし、仮に自分に近く低遅延なゲーム機をリモートプレイ用のゲーム機として扱えるようになったらより各地域の人口比に見合った設備を低遅延で利用できるようになる可能性はありますし。
 問題は使われる(電気代や場合によっては通信量を負う)側にどうメリットを提示するかという事になりそうですが。



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