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 ゲーム事業全体では大きく増益しているのですが、FFXIVとスマにおんぶに抱っこという状況ですね。
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[スクウェア・エニックスHD: 令和2年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算説明会資料](pdf)

 売上高は前期比4%減の2605.27億円、営業利益は33%増の327.59億円、純利益は10.2%増の213.46億円。
 営業利益大幅増、とはいうものの営業利益率自体はそれほどでもなく、固定費が大きいMMORPGとスマの好調不調で結構大きく振れてきそうな所ですね。

 今期の業績予想についてはお約束の武漢肺炎で見通しが不透明で未定。

○デジタルエンタテインメント事業
 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デ
ジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含
む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
 当連結会計年度は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S」の
発売や、令和2年4月に発売した「FINAL FANTASY VII REMAKE」の先行出荷分の計上があったものの、前期は複数の
新規大型タイトルが発売されたため、その反動により前期比で減収となりました。また、前期に発売された大型タイ
トルのリピート販売が弱かったことや、コンテンツ制作勘定に係る評価減を計上したことなどから営業損失となりま
した。
 スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、「ロマンシング サガ
リ・ユニバース」や令和元年9月より配信を開始した「ドラゴンクエストウォーク」の好調により、前期比で増収増
益となりました。
 多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、「ファイナルファンタジーXIV」と「ドラゴンクエ
ストX」の拡張パッケージ発売とそれに伴う月額課金会員数の増加により、前期比で増収増益となりました。
当事業における当連結会計年度の売上高は188,687百万円(前期比7.8%減)となり、営業利益は35,357百万円(前
期比21.9%増)となりました。

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 自称HDゲーム、なんだけど以前は3DSが含まれてて今は任ッチが含まれているので何がHDなのかよく分からないコンシューマゲーム関連は減収減益、というか赤字に転落しています。
 DQXISを発売してしまったばっかりに…さすが任天堂様ですね。

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 MMOに関してはDQXオンラインが貢献してるかのような書きぶりですが実際の所増収増益は全部FFXIVのお陰でしょう。
 DQXオンラインがあんな状況なのに配慮した書きぶりになっているのがエニ側への配慮なんですかね。

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 地域別販売本数は、DL販売が前期比で微増している物のディスク販売は半減。
 ディスク言いますが任ッチや3DSのゲームカードも含まれています。
 DQXISを出してしまったばっかりに…ありがとう任天堂様。

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 スマはロマサガとDQウォークの好調で増益。
 また柴Pの顔がでかくなってしまう…

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 AM事業は減収減益。
 ここに来ての武漢肺炎は泣きっ面に蜂ですね。

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 出版事業はむちゃくちゃ増収増益していますね、デジタルシフトの恩恵で出版不況は完全に脱したと言っても良い状況か。

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 中期業績目標でクラウドシフトとか言ってるんですが、クラウドセントリックゲームの開発て。
 シンラ・テクノロジーズの残党が頑張っているのでしょうか。

 次世代移行で出遅れて躓いたらまた2-3年グダグダする事になりそうですね。

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