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 元々ゲームソフト売上高はソニーと任天堂の差が大きかったものですからね。
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[ソニー: 2020年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)
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[任天堂: 2019年度 第80期(2020年3月期)決算短信 / 決算説明資料](pdf)
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 2020年3月期におけるソニーのゲーム&ネットワークサービス分野の売上高は1兆9775.51億円。
 対する任天堂のゲーム専用機関連売上高は1兆2541.62億円で、ソニー側の大幅減収があった物のそれでも1.5倍程度の差がつく結果となっています。

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 ゲームソフト売上高はソニーが1兆1267.69億円、他にネットワークサービスの売上高が3372.65億円。
 対する任天堂はハード売上高比率が52.2%なので5995億円程度。
 ゲームソフト売上高のみでもソニーが倍近い差をつけていますし、任天堂側に合わせてネットワークサービスの売上高も加えると余裕のダブルスコアでソニー大勝利。

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 PS4の販売(出荷)台数は1360万台で、任天堂は任ッチ2103万台とこちらは任天堂が勝利しています。

 ソフトの販売(パケは出荷)本数はソニーが“フルゲームソフトウェア”(DL専売ソフトを除く)で2.45億本と、1.69億本だった任天堂に圧倒的な差をつけていますね。
 しかも任天堂は自社ソフト売上高比率82.8%(ニシライン加入費用などネットワークサービス分野は「他」扱い)なのですから、サードの生存空間はというと…

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 任天堂のデジタル売上高は第4四半期に792億円、通期で2041億円、売上高比率はそれぞれ48.5%と34%。
 これを大幅に増加したと誇っていましたが…
 一方のソニーはというと第4四半期単独で2624.62億円+837.97億円、通期では1兆0102.96億円+3372.65億円とゲームソフトのみで任天堂に圧倒的な差をつける結果に。
 なお+はネットワークサービスの分です。
 任天堂式でデジタル比率を求めると、ソニーの第4四半期デジタル比率は94.4%、通期でも92%という圧倒的な差をつける結果に。

 …という事で、おそらくは任ッチのピークとなるであろう昨年度ですらPS4に大きな差をつけられる結果となっています。

 フルゲームソフトのデジタル販売比率も通期で過半数を超えていますし、これらの指標を見れば分かるとおりもはや小売り向けの販売推計だけを見てゲーム市場を占おうとしても無理があるんですよね。
 …という主張は近年ずっと続けてますけど、ニシくんはこれだけ見てもまだ理解できないと言うのでしょうか?

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