■■速報＠保管庫(Alt)■■ : [決算]Activision Blizzard、2020年12月期第1四半期決算は前期比やや減収も、事前予想を上回る業績で増益を達成

　という事で、武漢肺炎の影響はあれどそれなりに順調な決算となっているようです。

[Activision Blizzard - IR: Activision Blizzard Announces Strong First-quarter 2020 Financial Results / Q1 2020 Slide Presentation(pdf)]

　第1四半期は直近で予想されてた業績、売上高16.4億ドルを上回る17.88億ドルの売上高を達成。
　これは前年同期比で2%ほど減少していますが、営業利益は7.4%上回る6.12億ドルに。
　そして純利益は13%増の5.05億ドルと好調な決算を記録しています。

　Activisionは月間アクティブユーザー数が1.02億人を記録、「Call of Duty: Warzone」は3/10の配信開始以来6000万プレイヤーを超えたとの事。
　また「Call of Duty: Modern Warfare」はさらなる売り上げを重ね以前のシリーズを上回る実績になったとの事。
　発売後の四半期売り上げとしてはシリーズ最高を記録してもいるそうで、CODBO4の倍以上の四半期売り上げとなったとの事。

　売上高のデジタル比率は前期をさらに上回り総売上の81%を記録。
　ゲームの販売のみで考えるとデジタル比率は86.7%にも達しています。

　ゲーム機の売上高比率は33%でやや前年同期比減少となっていますが、PCについては28%で売上高はほぼ横ばい、モバイル（スマ）その他が32%とやや増加していますね。
　ここら辺はWoWを抱えるBlizzardとKingが連結決算の対象に含まれているため、海外サードでもやや特殊な立ち位置ですが。

　地域別売上高は米大陸が53%でほぼ横ばい、EMEA（欧州中東阿弗利加）が32%でやや減少、亜細亜太平洋地域が15%でやや増加、と。