その頃の任天堂様はというと、“パスワードを使い回さないで下さい”と安定の責任天嫁に走っていたのでした。
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不正アクセスの被害を受けたとの報告が増えたとしつつ、
[Twitter: 任天堂サポート @nintendo_cs]
ニンテンドーアカウントとほかのサービスで、同じID/パスワードを使い回さないでください。使い回しをしていると、万一ほかのサービスで情報漏えいが発生し、ID/パスワードが外部に流出した場合、その情報を利用してニンテンドーアカウントに不正ログインされる可能性があります。
#不正ログイン防止
午前10:06 · 2020年4月15日
…と、自社に問題は無いかのように装っていた任天堂。
[Eurogamer: Nintendo fans report spate of unauthorised account access attempts]
ところが、Eurogamerの記事によると任天堂ファンサイトLootPotsの創設者が複数回にわたって新たな地域から(不正に)アクセスされていたとの事でまたEurogamerのスタッフも被害に遭ったとの事。
新たにアクセスしてきたという地域は米国やチリ、ロシアなど…まあ要するに串とかVPNとかを通しての不正アクセスって事ですかね。
任天堂はこれに関して2段階認証を有効にするよう推奨していますが…
[Ars Technica: Nintendo accounts are getting hijacked—including one of ours]
こちらの記事によると、Ars Technicaのスタッフも“新しい場所からのログイン”メールを受け取ったとのこと。
当該スタッフの任天堂ハードは全て“埃を集めている”状態だったとのことで、クレジットカード情報は有効期限が切れていた為に実際の被害には遭わなかったそうです。
しかし彼は他のサイトからログインしたこともなく、パスワードは他で使っていなかったと思うとも話していたそうで、実際の所パスワード情報が流出したか、或いはパスワード入力を回避してログイン出来る穴を見つけたのではないかと推測されているそうです。
奇しくも今日は9年前にPSNが不正アクセスの疑いから止められた日だったんですよね、サーバーへの不正アクセスに対するアクションである事が遅れて明かされたことが非難されていましたが、ガバガバセキュリティを放置したままでいるよりはマシな対応策だったと言えるでしょう。
Xbox Liveでも類似の不正アクセス報告が繰り返し見られていた訳ですが、PSNに関してはアカウントに不正なログインをされて被害を受けたって報告が見られないんですよね。
見られていたらゲハのスレがPart1000ぐらい行ってるでしょうし、そこら辺の対策はきっちりしていそうです。
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