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 なので余り待たせることはない予定だそうですが、来年度(2021年9月期)にも新たな軌跡シリーズが始動する可能性はありそうです。
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 電撃PS生放送の中で、事前に収録されていた近藤季洋社長へのインタビュー動画が公開されていました。

Q: ゲームタイトルの由来や「創」に込められた思いは?
 “「はじまりの軌跡」という事なんですけど、「はじまり」は自分たちにとっての宣言ですし、ユーザー様にとっても開発スタッフにとっても…今回の内容を表した物というか。後半にいよいよ軌跡シリーズが入っていくという事は色々な所を通じてアナウンスさせていただいているんですけど、終わりに向けて始まるよ、という事を宣言しているタイトルになります。前作の「閃の軌跡IV」で帝国のお話が完結して、その時点でシリーズの六割ほどが語られたのではないかというお話をさせて頂いているんですけど、この「創の軌跡」を切っ掛けにいよいよ軌跡シリーズ後半が始まっていくよ、という事を表す一文字となっています。終わりを創っていくという意味もあり、そういう事も含めてこのタイトルという事になります。”

Q: イメージビジュアルの盟主について
 “3つの線はこれを提案してくれたスタッフが「3つのストーリーが交錯していく物語だから」という事で、それを現す光の筋になるという事で表現している。盟主をイメージビジュアルの第一報に出したのはある意味僕らの覚悟って言いますか、今まで伏せてきた部分を完結に向けて動いていくよという所を周り、ユーザーさんに対しても宣言していかないといけないし、そういう流れで「創の軌跡」ってタイトルつけるよ、ってスタッフに説明した時に、スタッフ側が「これどうですか?」って出してきたのがその盟主のイラストだったんですよ、偶然にも。それに「終わりの始まり」って書いてあって、偶然なんですけどまさに考えていたことが一致して、じゃあ是非これで行こうよ、と盛り上がった。盟主を出す事で僕らも腹を括って完結に向けて突き進んでいくという事を感じ取って行くためにも、今まで最大の謎と共に結社のシンボルだった彼女が登場するというのは大きな礎になるんじゃないかなと思いました。”

Q: ゲーム開始時のゲーム内時期はいつ頃?
 “基本的には閃の軌跡IVのエンディングで結婚式が行われた後になる。開始時期は3人の主人公ごとに微妙にズレているかもしれない。進んでいく物語は3人とも同時間のお話となります。同時間の物語を振り返りながら、という形になると思います。”

Q: 「永劫回帰計画」は?
 “この辺については物語の核心に迫る物になるので現段階で大きな事を言うことは出来ない。結社がその後どう動いていくかという所のヒントとか、閃の軌跡の物語の後の動向であるとかは語られる事になると。”

Q: 3人の主人公ってそれぞれ誰?ヒントは?
 “何人かは皆さんの知っている人物になると思う。一人は誰?っていう事になるかなと思う。知ってる人物と全く知らない、誰だか分からない正体不明の人物を操作してゲームを進めていくという意味では、今までの軌跡シリーズとも変わった感じがして新鮮にプレイして頂けるんじゃないかと思います。”

Q: 主人公3人はそれぞれ別地域で活動する?
 “ある意味離れた場所からスタートしていって、状況によってはニアミスするかもしれないし、3人の主人公を切り替えるスタイルを活かした物語の見せ方やシステムを用意していく。”

Q: プレイアブルキャラ50人以上とシリーズ最大規模?
 “追加されるキャラクターもいるし、今まで敵としてしか登場してこなかった人物がパーティに加わるという事もあるし、全く新規のキャラクターというのも数人この中に含まれている。その中にはこれから描いていく物語に関係のある人物も。その辺はまだ明かせないが、「創の軌跡」というタイトルに相応しい人物達が登場してくる。シリーズをプレイしていると「あっ繋がるんだ」という所も期待して頂けると思う。”

Q: クロスベル再独立の物語が描かれる?
 “クロスベルの独立というのはこれまでよりずっと詳しく描かれる事になる。時系列の問題もその辺がちょっと。独立を描くので今まで3Dにしてなかった地域が登場する可能性もある。”

Q: 仮面の男とオッドアイの少女は?
 “如何にも見た目怪しい二人ですね、こちらに関しては過去のシリーズを漁ってもヒントはありません。まあ仮面っていったら、という所はあるかもしれない。こちらの人物は今回の物語の中でも中核を担う二人となる筈。

Q: 「空の軌跡 the 3rd」的な外伝になる?
 “違います。今後の伏線を張り巡らせて行くというのは確かなんですけど、3rd(のような部分)があってちゃんとした本編がある、3rdの部分はおまけだと思って下さい。おまけじゃないですが。今後の情報でどっしりしたかなりボリュームのあるストーリーがある。3rd的な要素がメインではない。3rdの時よりもシリーズの中で戦略的な位置として考えてやってる。閃の軌跡の7-8割ぐらいのボリュームはあり、それにプラスして3rd的な要素がある。だからちょっと3rdとは違う。最初は外伝のつもりだったが、ここで盟主出して「はじまりの~」と出してそれで良いのかとなった。そこはちょっと強調して伝えて頂きたい。外伝として見られるのは僕らとしては違う、と。”

Q: 以前公開されたスカーレットやノルドの青年も登場?
 “「創の軌跡」は本編+ある程度これまで主人公達が関わってきてきた人物達のエピソードも語られていく。エピソードの多様性というのは3rd以上です。その中には今後に繋がる大きなヒントになるようもあれば後日談的な物もある。普段あまりスポットがあたってないけどあの人達どうなってるのかな、ってユーザーさんが恐らく気にしているようなキャラクター達を見せていくという所もある。(新キャラは)その中のエピソードの絵だという風に思っていただければと思う。”

Q: プレイ前に「閃の軌跡IV」で見ておくべき部分は?
 “ラスト全般ですかね。ラスト全般はある程度関わってくる。ラスト全般については過去のインタビューでちょろっと言っていた部分、そこと絡んで来る。某小説は読んでおいていただければ、ゲーム内で。”

Q: 「クロスストーリー」システムって?
 “3人の主人公が登場して割とプレイヤーの任意で切り替えられたりするが、3人の話を進めないと全体が進まないというシステムも採用していて、そこから生まれる本作ならではのシステムに注目して欲しい。”

Q: 戦闘システムは閃の軌跡IVの延長?
 “基本的には閃の軌跡のものがベースになっていて、そこから沢山のキャラクターを使いやすいような改善だったり、新規のシステムも実装される予定です。沢山パーティキャラが登場するので、それを活かしたシステムも新規で考えている。今までにないような演出で戦闘が派手になったりという方向でも考えている。”

Q: 「零/碧の軌跡:改」をここで出す理由は?
 “元々携帯ゲーム機でしか遊べなくなってしまっていたので、PS4で遊びたいという声があったのと、海外で零の軌跡碧の軌跡って英語版が発売されてない。携帯ゲーム機のままだと海外でなかなか手に取って頂きにくくリリースもし難いという所があった。どこかでPS4版をやりたいという話がまずあった。「創の軌跡」の中で描かれるクロスベルの独立って発売から10年近く経ってるので忘れてる人や閃の軌跡から入ってきて何の事か分からない人も居ると思うので、そういう方達に復習や予習で手に取って貰えないかなと”

Q: 零/碧の注目点は?
 “プレイアビリティみたいな物をPSVita版のevolutionだとかPSP版からパワーアップはしている。基本的なストーリーについては定評があるし、そういう所で楽しんで頂ければ。閃の軌跡から入った人は閃の軌跡の前提になったストーリーはこの事だったのかと新鮮に受け止めて貰えるのでは。一度プレイした事がある方ももう一度プレイして貰えれば再発見があるのではとアピールしたい。テクスチャやUI等をPS4に合わせて最適化している。”

Q: 軌跡シリーズの今後は?
 “冒頭にも触れたが、「創の軌跡」は完結に向けての大きな狼煙と位置付けている。「創の軌跡」で語られる事が今後ゼムリア大陸東部で展開されるストーリーに繋がって行く。ここで登場する人物達もそちらの方に所縁のある人達が登場してくる。「創の軌跡」をプレイして今後のシリーズ展開に期待していただければと思っている。「創の軌跡」を作ってから次に行くのではなく、「創の軌跡」と共に次のタイトルも連動して動き始めているので、そう長くお待たせすることなく「創の軌跡」の次も皆様にお届け出来るように頑張っている。そことの連携で「創の軌跡」にフィードバックされた内容もある。そういった所を期待して欲しい。これも「創」に出しちゃ駄目か、など自由に提案している。プロローグとしても相当壮大な物になるのではないかと思っている。そう長くお待たせしないところで後半戦、「創の軌跡」の次も動いているし、新しいゲームについても結構大きく展開していく予定。”

Q: 軌跡ファンへのメッセージを
 “「創の軌跡」というタイトルが全てを現している。今後の軌跡シリーズの序章としてその中で今後のヒントだとか今までのお話で明かされなかったことを補足したり、前半と後半を繋ぐ重要なタイトルになっているので手に取って頂き、今後に備えて欲しい。新作としての本編だけでなく、これまで登場したキャラクター達のエピソードも用意されていますしやり甲斐のあるタイトルだと思っている。大きな転機にあるタイトルになるので是非遊んでいただければと思う。よろしくお願いします。”


 といった所ですね、話し言葉そのままなのと書き換えている部分が混在し一定していないのは私のせいです。
 零と碧の軌跡については携帯機のみでの展開だったので据置機に出したいという話は結構前からしていたと思いますが。

 これと株主総会でのやり取り(PS5向けの研究開発は既に進めているような話をしていたらしい、という部分)を合わせて考えれば、“再来年には任ッチにソフトを出すに違いない”と考える人はなかなかいないと思いますけど…ゲハにはゴロゴロいるって?

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