これがテレビ視聴関連のものとは限らないですけどね。
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[Impress AV Watch: 西田宗千佳のRandomTracking 第443回 nasne販売終了! 開発者がいま語る「torneとnasneの9年」]
2010年3月にPS3向け録画チューナーとして発売された「torne」、2年3ヶ月後の2012年6月にはNASとして単体で動作する「nasne」が発売され、その後およそ7年にわたりHDD容量の変更(500GB→1TB)以外はそのまま売られ続けていたnasneですが、この度新型が発表されないままに出荷完了がアナウンスされた訳ですね。
これについてSIEのグローバルR&D東京部門長兼UXリサーチ&開発室長の渋谷清人氏と、グローバルR&D東京部門開発4部長の石塚健作氏に西田氏が話を聞いたという…一ヶ月ぐらい前に取材していた気がしますが。
torneの成り立ちについてはPS3が色々出来るんだからテレビも録画&視聴出来るといいという話は以前からあり、それで動き始めたところはあったそうです。
実現までにはデータの扱いに関してテレビ局側とのすりあわせとか、またゲーム機で並列動作する部分でゲーム機としての安定性を重視する内部から疑問視されるところもあったそうですが。
今後については、torneのアプリは引き続きサポートが“当面続けられる”予定…
とはいうものの、これは追加コンテンツの売れ行きにもよるのかもしれません。
nasneのモデルチェンジが行われなかった背景にはゲーム機は頻繁にフルモデルチェンジをするものではないという考え方もあり、後継機が出ないままなのはジャンプアップする必要があるが、時代的にローカルで録画する必要があるのかという部分もあったそうです。
ちなみにSIEのグローバルR&D東京部門というのはSIEのハードを実際に開発設計するところですね。
[SIE: 人事・組織変更のお知らせ(2019年4月1日)]
でその開発4部というのはこの4/1付で新設されたばかりの新しい開発部門なのですが…
こちらではtorneのメンテナンスと運用以外に“新しい仕事”も手がけているそうです。
また、部門長である渋谷氏も含め、
現在は外部にまだ言えない「新たな開発」に、2人とも取り組んでいる最中だ。
とか。
石塚氏はtorne発売以降に名が出てきた場合はほぼtorne絡みの仕事だったので、次もその辺りの周辺機器となるのでしょうか。
PlayStation Vueの国内版をゲーム機からスマまで様々な機器で視聴可能とするハードとかがあれば時代に合ったものになるんですかね、そもそもPS Vueが米国で黒字化出来ていないという部分もあったような。
渋谷氏については何なのでしょうね。
PS4次世代機の開発に関わっているのであれば“まだ言えない”とまではならないようにも思えますし。
[Impress AV Watch: 西田宗千佳のRandomTracking PlayStation Vita/Vita TV 開発者インタビュー Apple TV競合ではなく「ゲームファースト」]
検索すると過去の記事ではこの辺り(PCH-2000シリーズ発表時)にも顔を出しているので、PSP3(仮)辺りの開発が地道に進められているとかだったら良いなあとは思っています。
PSVita TVは悪い製品ではないのですが、PSPの時には本体から出来たテレビ出力が別ハードに、というのはちょっと悪手だったようには思いますね、もし後継機があるなら外部映像出力と無線コントローラの使用ぐらいは携帯機として一体で出来るようになっていれば良いのですが。
・ワイヤレスコントローラー(DUALSHOCK 4) ローズ・ゴールド (Amazon)
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NAS機能付いてるやつもざらにあるからな
あえて必要か?と言われればいらんわな