ソニーとセガがゲーム機で協業を模索するも物別れに終わっていた…という部分が話題の記事ですけど、どちらかというとこちらの方が酷い話ですね。
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[4gamer: ビデオゲームの語り部たち 第13部:豊田信夫氏が駆け抜けた“ワイルドな時代”の北米ゲーム機戦争]
元セガ黒田氏の連載、今回は元セガオブアメリカ副社長で現在はUnity Technologies Japanの豊田信夫氏に話を聞いているのですが、
「僕がワーナーブラザースに出向いて,『ルーニー・テューンズ』のゲーム向けライセンスをくださいとお願いしたら,彼らは『任天堂が怖いから嫌だ』って言うんですよ」
(中略)
「あの頃の任天堂は,絶対的な力を持っていたんです。ハリウッドの映画会社で最大手のワーナーですら任天堂を怖がっていたわけですが,SoAはそんな状況を切り崩していったんです」
昔も今も他社のゲーム機にソフトを出さないよう圧力をかけるんだけ堂…
この他、CD-ROMでゲームを作ろうとなった時にソニーと共同開発しセガがパブリッシングした「Night Trap」というゲームがあったのですが、当時としては過激な暴力表現が問題になったものの、問題化した理由として噂されたのが…
「これは本当か嘘か分かりませんが,任天堂が『Night Trap』の刺激が強い部分だけを30秒くらいに編集したビデオテープを200本ほど作って,政府関係者やメディアに,『セガのゲームは公序良俗に反しているので規制せよ』という趣旨で配布したという噂があったんです。
そんな噂がまことしやかに語られるくらいに,当時のセガと任天堂の関係は緊張していたとは言えるでしょう
(中略)
任天堂さんは,分かりやすく言うと『任天堂は子供向けのものを中心に作っているから,暴力表現には関りがない,健全だ』という趣旨の発言をしたわけですね。
それを聞いたビルが,机の下から,任天堂のバズーカ砲(SNES用の周辺機器「スーパースコープ」)を取り出して『あれ? これってどこの商品でしたっけ?』とやったんですよ(笑)」
自社が出来ない事はディスるのみでなく規制しろと騒ぐんだけ堂…
一応その後レーティングの仕組みを取り入れようとなった時に米任の荒川社長(当時)は協力してくれたという話もあるのですが、どうもマッチポンプ感はありますね。
ひょっとしてPSのパンツゲーガーって騒いでた人ってそういうのですか?
ソニーとセガの~って部分はソニーが任天堂に裏切られた後にそれでもPlayStationをやろうとしていた久夛良木氏ですが、一から参入は難しいだろうからセガとの協力関係を結べばどうかと米ソニーから提案を受け、協議を持つも半年足らずで物別れになった、理由としてはグラフィックの基本を3Dにしようとしたソニー側と2Dを重視したセガ側の摺り合わせ不調という辺りですね。
セガはその後サターンにCPUを無理矢理2個搭載して大変な事になった訳ですから、将来への展望が甘かったとも言えますが…
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今も昔も工作堂は最低だなそりゃ信者もゲーム買わないでネガキャン頑張るわ