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 現在傘下にある株KADOKAWAの事業をほぼ全て承継し、商号をKADOKAWAに変更…
 カドカワのドとワはドワンゴのドとワ云々という無理のある説明もどっか行っちゃいますね。
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[カドカワ株式会社 - IR・投資家情報]
[eir-parts: 2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結) / 会社分割(簡易吸収分割)の実施、商号変更及び定款一部変更、並びに代表取締役及び役員の異動に関するお知らせ](pdf)

 売上高は前期比0.9%増の2086.05億円、営業利益は13.9%減の27.07億円、経常利益は13.2%増の42.05億円、純損失40.85億円と最終利益は50億円程度悪化。

 今期の業績予想については売上高2170億円、営業利益54億円とやや増加を見込んでいるとのこと。

 出版事業の売上高は微増、営業利益は二割ちょっと増加とそれなりに好調、電子書籍の販売などによるとされています。

 ゲーム事業に関しては…

 映像・ゲーム事業の売上高は482億95百万円(前年同期比1.8%増)、セグメント利益(営業利益)は39億19百
万円(前年同期比36.3%増)となりました。
 映像では、「STEINS;GATEゼロ」「殺戮の天使」「やがて君になる」等の海外ライセンス販売が収益に貢献いた
しました。また、アニメの配信収入や「Re:ゼロから始める異世界生活」等の商品化許諾による収益貢献があり、
国内外問わず豊富なIPを活用したビジネス展開を拡大させております。㈱ムービーウォーカーの展開するデジタル
映画前売券サービス「ムビチケ」も好調に推移し収益貢献しております。
 ゲームでは、3月発売の「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」が大変好調に推移し、利益拡大に大きく貢献しまし
た。また、「DARK SOULS REMASTERED」が国内外で引き続き好調に推移し、パッケージ販売だけでなく、海外ロイ
ヤリティ収入も収益貢献しました。「METAL MAX Xeno」「コナン アウトキャスト」等のパッケージゲーム、歴代
「アーマード・コア」シリーズのBGMを収録したCD集「ARMORED CORE ORIGINAL SOUNDTRACK 20th ANNIVERSARY
BOX」、2015年3月発売の「Bloodborne」や2016年3月発売の「DARK SOULS Ⅲ」の海外ロイヤリティ収入も引き続
き好調でした。
 一方、㈱ドワンゴが11月に提供開始した位置情報ゲームアプリ「テクテクテクテク」においては、収益貢献が
期待値を大幅に下回ったことから、アプリ開発費を一括費用化するとともに、2019年6月でサービス終了すること
といたしました。

 との事で、隻狼が“大変好調”、他にもダークソウルズリマスタ版が引き続き好調、とフロム頼りの面もありますね。
 メタルマックスゼノやコナンアウトキャストのローカライズ版も“好調”とされています。

 Webサービス事業は減収、損失拡大。
 ニコニコ動画のプレミアム会員は180万人と、1四半期前から8万人ほど減少。
 その他事業も営業損失を出しており、ドワンゴ分が主に足を引っ張っているようです。

 ゲーム事業の今後の見通しについては…

 ゲームでは、当社グループが開発したシリーズタイトルや、他社からの受託開発、自社優良コンテンツの活用及
び優良コンテンツを保有する他社とのソフト企画・開発等を引き続き行うとともに、PCやスマートフォン、据置機
等の各種デバイスに向けた新作ゲームをリリースいたします。

 という事で特に何があるわけでも無いですね。

 会社分割の実施についてですが、現在カドカワ傘下にある株KADOKAWAの事業のほぼ全てをカドカワに承継し…というものですね。

 役員人事については、井上伸一郎氏が代表取締役副社長に新任されるとのこと。

 とりあえずニコニコ関連のあれこれをどうするのかという問題はありますが、本業の出版とゲーム事業がまあまあ順調ならまとめて潰れるという事も無いでしょうし、この先頑張って欲しい所ですね。
 “ドワンゴのゲーム”はどうなるやら…?

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