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 その後の分社化→再統合が龍が如くの制作に繋がる…と言いつつ任天堂に企画を蹴られた件についてはどちらか或いは両者に任度があったのかばっさりカットされています。
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[ファミ通: セガ・名越稔洋が語るクリエイター活動30年史。セガのハード事業撤退と任天堂との仕事、そして『龍が如く』成功の舞台裏【特別企画 後編】]

 鈴木裕氏の部下としてセガに入社してから、AM機のディレクターを務めている辺りまでが前編だった訳ですが、後編ではセガがゲームハードから撤退した辺りの話題からスタート。

名越 それまで業務用(アーケードゲーム)の仕事ばかりしていた俺は、当時のドリームキャストを取り巻く環境のことをよく知らなかったので、「家庭用ハードからの撤退は残念だな」くらいに思っていたんです。ただ、「これでセガはソフトハウスになるんだな」と思ったとき、急に家庭用ゲームに興味が沸き始めて。というのも、「これで大手を振って他社のハードのゲームも作れるんだ」ということに気付いたんです。それで、すぐさま任天堂さんに行って。

 任天堂の社風に関しては

名越 普遍性や汎用性に対するモノの考えかたが驚くほどしっかりしているんです。「何か特別なことに都合がいいかどうか」ということに対しては、あまり興味がなくて。「誰にとっても」というのがすべての前提で、その主語や前置詞を絶対に変えないんです。しかも、その思想はトップから新入社員にいたるまで浸透しているんですよ。「上はああ言っているけど、現場では」みたいなことが本当にない。この一体感はすごいと思いましたね。「こういう考えかたをしているなら、そりゃあ家庭用ハードにおいてセガには勝ち目がないよな」と思い知らされました。

 とコメントする一方で、セガの色々やってみる気風が自分には合っていたと

 もしも任天堂さんに行っていたら、きっと早々にこの業界を去っていたでしょうね(笑)。

 といった話もしていますが。

 ニシくんは先の記事でも取り上げたように“名越は任天堂憎しデー”という現実をゲハで見て来ちゃっているわけですが、実際には名越氏も先に任天堂にソフトの企画を持ち込んでるんですよね、スーパーモンキーボールが何故か海外でヒットしたのが奏功し、その後は「F-ZERO GX」の受託にも繋がったようですし。
 スーパーモンキーボールのPS2版(デラックス)や龍が如くの初作が発売されたのは2005年の事なので、結構時間が経ってからのPS参入ではありますか。

 ともあれ、名越氏はPS4登場前はPCやスマといった汎用デバイスがゲーム機需要を取り込みゲーム専用機は消えていく、という今から考えると大外れな見通しをインタビューで語っていたりもしましたし、必ずしもPSプラットフォームに傾倒しているわけではないんですよね。

 つまりニシくんは龍が如くを当初は蹴っておいて売れたらクレクレしてセガダイレクトとかやった任天堂と、クレクレして出して貰った挙げ句がだが買わぬった自分が悪いと反省しましょうねという話です。

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