家庭用ゲーム関連のデジタル売上高は順調に伸長を続けています。
なお売上高全体に対するデジタル比率は大体75%ぐらいですかね。
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[EA: Electronic Arts Reports Q4 and Full Year FY19 Financial Results]
[q4cdn: Q4 FY19 Financial Results Earning Release / Earnings Slides](pdf)
2019年3月期の売上高は49.5億ドル、営業利益は9.96億ドルでやや減収、営業利益は前年度比で2/3程度と大きく減っていますが、営業利益率は2割程度あるためそこそこ良い結果とも言えるかもしれません。
なお純利益は前期比で微減程度の10.19億ドルとなっています。
売上高の内容ですが、第4四半期の売上高はフルゲームの販売(DL販売含む)が激減する一方サービス周りの売上高が大きく伸びていますが、これはBFV及びAnthemの不振とApex Legendsのヒットが要因となっていそうです。
プラットフォーム別のデジタル売上高は四半期限定ではPCの伸びが大きいですが、通年ではゲーム機が一番、モバイル(スマ)は減収という結果となっています。
なおPC+ゲーム機のデジタル売上高におけるフルゲームダウンロードとサービス関連の売上高ですが、圧倒的にサービス関連に売り上げが寄っていますね。
このような背景があればこそ、EA AccessのPSストア経由での販売をSIEが認める事になったという事情はありそうです。
今年度もいつものタイトルを発売…
プラントVSゾンビの新作も出るんですね。
2020年度(2020年3月期)の業績予想は売上高微増ながら純利益25億ドル超と大幅増益の予想となっていますが、これは知的財産権をスイスにある子会社に譲渡する結果として15億ドルから39億ドルの税務上の恩恵が云々。
子会社への譲渡でそんなに利益を得ちゃって良いんですかねこれ。
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