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 一体何やったらそんなに儲かるのかという所を…あまり考えてない記事ですけど。
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[ソニー: 2019年3月期 決算短信〔米国基準〕(連結) / 決算説明会資料 / 補足資料](pdf)

[任天堂: 2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) / 決算参考資料](pdf)

 タイトルにもある通り任天堂様の方が営業利益率では上なんですよね、何でそんなに儲かってんのかといったらそりゃぼったくり商店…

 前の記事の続きですが、ソニーの補足資料と比較してみると、ソニーのゲーム&ネットワークサービス分野の研究開発費は1163.08億円。
 これに対して任天堂様のそれは696.28億円で、売上高に占める割合で考えるとソニーよりも高い比率となっています。
 何の研究開発をしていたらその為体になるんだという話は置いておいて、それを更に上回る広告宣伝費も原価や販管費に入る訳ですよね、でも任天堂様の方が営業利益率が高い。

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 本来儲けが大きくなるはずのデジタル比率はどうかっていうと、任天堂様のそれはソフト全体に占める割合で24.8%。
 これはゲーム専用機の売上高1兆1526億円からハード売上高比率分の58.4%を引いた4794億円、その内の1/4弱ですから大体1200億円弱。

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 ソニーの場合はソフト売上高全部+ネットワークサービスの売上高合計が1兆6203億円で、物理ソフトウェアの売上高は1915億円。
 大して考えなくても分かりますが、九割近くが任天堂様の基準による“デジタル売上高比率”となる訳ですね。

 でも任天堂様の方が営業利益率が高いという、これは何故なのか…
 勿論、自社ソフトの比率が異常に高いことも理由の一つとしては挙げられるのでしょうけど。

 注目すべきはハードウェアの売上高ではあるんでしょうね、PS4の2018年度における出荷台数は1780万台と任ッチの1695万台を上回っているのですが、ハードの売上高はソニーのゲーム分野が5277億円なのに対して、任天堂様のそれは6732億円。
 一応任天堂は3DSも~という人もいるかもしれませんが、売上高で考えると3DSが占める割合は5%を割り込んでいるので、あまり考慮しなくてもいい程度の割合になっているんですよね。

 あんなハードで1台あたりの売上高までPS4より上なんだからそりゃ儲かる、という事ですね。
 なおPS4と任ッチの世界販売(出荷)台数の差は広がり続けています。

 ソニーのゲーム&NS分野の棚卸資産が751億円なのに対して任天堂様のそれが1354.7億円あるのも関係あるんでしょうか?

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