50318DeathSt
　…現時点で遅れが出ているとは一言も言ってないんですけど、この辺は日本語の言い回しが理解できなかった部分という可能性はあるのかもしれません、でも世界一周してみたら日本に帰ってきた時には“デススト遅れるらしいね”みたいにソースがレンダリングされていることが割と良くありますからね、特にゲハ。
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via ■■速報＠ゲーハー板 ver.50308■■

[J-wave: TRUME TIME AND TIDE :: STORY | SATURDAY 21:00 - 21:54 / NAVIGATOR: 市川紗椰]
　（※パーマリンクではないですが、アーカイブ化される場合は https://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/story/190302.html になるものと思われます）

　いつまでアーカイブが残っている物かもよく分からないので、「Death Stranding」に関する小島秀夫監督の発言を引っ張ってくると…

ゲームクリエイターの小島秀夫さん

『例え話をすると、
まず僕が料理長として「デス・ストランディング」という
新しい料理を作ろうと思いついてレシピを書き、
食材を探しに出かけて行って
実物を見ながら仕入れ値も確認した上である程度の料理を作ります。
そして、どういう機材を使って焼いたり煮たり料理するかを
シェフたちと相談して
一皿一皿の前菜、主菜、デザートなどを
分担して個別で作っていきます。
で、一つ一つの料理や器はある程度完成しているんですね。
今は僕がコース料理を順番に味わいながら
調整してメニューを少し書き換えたり
箸休めを作ったりしている段階です。

これが終わると今度は一連のコース料理を
いろいろな人に食べてもらうという
シーケンスに入ります。
ゲームはインタラクティブなので
僕が想定したお客さまになった気持ちで
料理を作っていましたけど、実際にそれが皆さんにどう伝わるのかを
いろいろな人を呼んで食べてもらって
そこで意見を聞きながら調整します。
ここがゲームならではのプロセスで、
それが終わると今度はニューヨーク、
ロンドン、東京など場所によって湿度も違うので
世界各地で最終的に確認します。
それがゲーム作りのフィニッシュですね』。

通常、ゲーム作品のリリース日は企画の段階で決まっていますが
当初の計画より遅れるケースもある中で、
「デス・ストランディング」は
大幅に遅れること無く
順調に製作が進行しているということです。

『締め切りがあるから物を作れるので、
妥協が無いということは無いです。
アマチュアや芸術作品であれば
満足いくまで作り込めるじゃないですか。
でも納期があるからそこまでの目標を立てて
優先順位をつけて作っていくので、
僕も納期が無いとずっと作っていくタイプですから、
納期があるからこそ頑張れる
というか、そこまでにできることをやるという感じです。
ただ、自分の合格ラインがあるじゃないですか。
それを下回る時は出せないですね。

グラフィティ、サウンド、演出、ゲームプレイングなどのクオリティも
もちろん重要ですけど、そもそも、最初にゲームを企画した段階では
僕の中にしか見えないんですよ。
ですから全く新しいゲームというのは
プレゼンしてもほとんど理解されないですが、
一番良くないのは自分が思い描いたものになっていないことです』

　デスストの進捗そのものに関しては、大雑把にまとめると各要素はある程度出来上がっているが、どう組み上げるか、調整するかという段階にある。
　この後は通しでプレイ出来るようになったゲームを遊んでみて貰ってさらに調整する、調整は内部でやった後は世界各地で確認。

　で、ゲームに関しては納期を定めてそれに向けて作った方がいいと。
　…この発言が進捗に関する全てであれば、“大きな遅れが出ていない”ではなく“納期に間に合うように作っている”という話でしか無いような気もするんですけど。

DEATH STRANDING IS A LITTLE BEHIND SCHEDULE, SAYS KOJIMA
https://www.ign.com/articles/2019/03/06/death-stranding-is-a-little-behind-schedule-says-kojima

　そしたらIGIGNが地の文で“大幅に遅れてはいない？じゃあちょっと遅れてるんだろ”とかいう記事を作るっていう。

　小島監督はスケジュールから遅れる金食い虫だという事にしたい人がいるのは世界共通なんですかね、MGSVだってスケジュールと予算はちゃんと管理したって言ってたのに。
　ここでも国境なきニシ団が現れるのか。

　スケジュールと予算が厳密に決まっていてそれを守ったとしても面白いゲームが出来上がらないようではそれはそれでまた問題なのですが、小島監督の場合はその辺についてはこれまで特に失態があったわけではないですよね。
　むしろアヌビスのリマスタ版作り直しで予算が無くなったから続編の計画が凍結されたのは予算をきちんと守っているからこそ、という所ではあるのでしょうし。

　今年のDestination Playstationに出てたって話もありましたっけ？概ね当初の予定通りという話は前からされていますし、年内に普通に出るのであれば問題ないでしょう。

　問題はたまに小島監督の発言の最後に出てきた部分のように“周囲に理解者が少ない”と零す場面も見られるところですね、本当に誰にも面白さが理解できないなら商品として成立していませんが、デモンズの時みたいになったりしたら困りますし。

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