というわけで4gamer関連サイトGIbiz日本版の面白エクストリーム任天堂擁護作文が更新されたんですけど、そっちでもPS4ガーと頑張っているので色々比較してみましょうか。
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via ■■速報@ゲーハー板 ver.50087■■
[gamesindustry.biz japan edition: 目標販売台数を下方修正したSwitchは売れていないのか?]
[2019/02/02 13:09]
ライター:安田秀樹
任天堂の“大失敗”決算に焦ったのか、更新が土曜日の昼過ぎという変な時間になった上に連載記事の頭に毎度付けている[月間総括]を付け忘れるyasudさんなのでした。
今月の考える経済研究所ですが、
エース経済研究所としては,これらの現象を総合して考えるとハード販売がソフトで決まっているようにはまったく見えないのである。
エース経済研究所での想定差という点
見る経済研究所。
想定する経済研究所。
結果大外れなんだからやっぱり経済研究所にばかり考えて貰っていては駄目なんでしょうね。
記事は大雑把にいうと(国内では発売以来の同週比で)Wiiを超えたー、PS4ガー、というものなんですけど。
PS4はPS2以来,久しぶりにサードパーティの国内AAAタイトルが揃ったハードとなり,2014年2月発売以来の5年間の国内の実売台数累計は770万台を超えたが,サードパーティのAAAタイトルがほぼ皆無のSwitchは2年足らずですでに730万台であり,勢いの差は歴然である。これではやはりハードの良し悪しで,販売が決まっているとしか思えない。
エース経済研究所としては,これらの現象を総合して考えるとハード販売がソフトで決まっているようにはまったく見えないのである。
……じゃあニシッチに任天堂ソフトがなくても同じだけ売れたと思ってんですかね。
或いはPS4にAAAタイトルが全く無くても同じだけ売れたとでも?
サードのソフトが集まらないからサードのAAAタイトルのありなしは関係ないんだと主張しようとしてもう滅茶苦茶になっている訳ですけど、これで一体何を分析しているというのでしょう。
発売から8四半期を経過した時点で,SwitchはPS4に300万台近い差をつけてリードする展開となっている。
目標であった2000万台に届かないから売れてないという論は,これを見るとおかしいというのは一目瞭然だろう。Switchの販売はハイペースで好調としか見えない。
私が思ったよりは物凄く売れてるって何度も書いてますけど、じゃあ目標販売台数を下方修正したニシッチが売れていないのかというと…
エース田さんが想定したほどには売れてないことは間違いないでしょう?
速報スレにあったまとめですけど、
17/12/18
安田「Switchは来年度2700万台、再来年度3000万台」
[YouTube: 北浜のいぶし銀12月18日 エース経済研究所 安田秀樹さん](グロ注意)
17/12/27
安田「来期のSwitchは2000万台後半,生産台数は3000万台必要に」
http://jp.gamesindustry.biz/article/1712/17122701/
18/04/26
安田「Switchは今年度2500万台、ソフト1.4億本売れる」
http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/180427r7974.pdf
18/07/31
安田「Switchは想定より少し弱いくらい」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-07-31/PCNRDI6K50Y201
18/09/03
安田「2500万台の販売予想を現時点では見直していないが,第1四半期の想定未達で実現は難しくなった面がある」
http://jp.gamesindustry.biz/article/1808/18082902/
18/12/01
安田「マスメディアでSwitchが今後低迷するとの懸念があったが,今のところそのような兆候は見られない」
http://jp.gamesindustry.biz/article/1811/18113001/
18/12/28
安田「2000万台はおそらく現状ではギリギリ到達,もしくは少し未達」
http://jp.gamesindustry.biz/article/1812/18122701/
19/01/28
安田「Switchは1800万台前後は可能」
https://www.youtube.com/watch?v=9TvPS3myqMc
19/02/01
安田「下方修正でSwitchは売れていないという誤解を与えてしまっている。PS4の8四半期累計は上回っている」
http://www.ace-sec.co.jp/daily/analyst/190201r7974.pdf
これも速報スレでまとめられていたものですが、大元のソースは任天堂の決算短信
Wii出荷 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 累計
2006年度 --- --- 319 265 584 584
2007年度 343 390 696 432 1,861 2,445
2008年度 517 493 1,042 543 2,595 5,039
2009年度 223 352 1,130 348 2,053 7,093
2010年度 304 193 875 136 1,508 8,601
2011年度 156 179 561 *88 984 9,585
2012年度 *71 *61 221 *45 398 9,984
2013年度 *21 *26 *60 *15 122 10,106
2014年度 **9 **8 *21 **8 *46 10,152
2015年度 **4 **3 **4 **0 *11 10,163
PS4出荷 1Q 2Q 3Q 4Q 通期 累計
2013年度 --- --- 450 300 750 750
2014年度 270 330 640 240 1,480 2,230
2015年度 300 400 840 230 1,770 4,000
2016年度 350 390 970 290 2,000 6,000
2017年度 330 420 900 250 1,900 7,900
2018年度 320 390 810 *** 1,750 9,650
WiiがPS4に来年度追い付かれるのはほぼ間違い無しという状況。
かつ初速だけで後から落ち込むことが多いニシッチはというと、発売翌々年度の第3四半期を終えた時点で販売(出荷)台数は3227万台、第4四半期に計画通り251万台積み増せたとしても3500万台に届かず、Wiiには1500万台以上の差、PS4にも水を開けられることになる訳ですね。
そもそも発売翌年度以降のWiiが売れすぎなんですよね、よくもまああんなものこれだけ売りつけたなと。
ただ、そんなニシッチでも3DSの発売翌々年度に比べればまだ売れているのですが。
据置型ゲーム機とかアホみたいな嘘を付き続けた甲斐があったんですかね。
というわけで、エース田さんの分析…にもなっていない予想とこじつけが如何に当てにならないものかは理解出来たのではないでしょうか。
そしてニシッチは売れてはいるんだけど(本来の製品の仕様/品質からの想定と比較すればの話)、Wiiのように売れるという希望には遙かに届かず、WiiDSを統合したような市場を手に入れるなど夢のまた夢。
つまりエース田さんが考えている水準からすれば全然売れていないという事です。
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