49771PSP
 これをどう捉えるか…
 というかテタイテタイと頭から決めてかかるのは大概ニシくんだと思ってはいますが、ちょっと動きが鈍い感もあるにはありますね。
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[SIE: 次世代携帯型エンタテインメントシステム PlayStation®Vita 日本国内における発売日を2011年12月17日(土)に決定 同時発売タイトル、及び国内開発中ソフトウェアラインアップも発表]

 こちらは2011/9/14にSCE(当時)の名で出されたリリースですが、PSP→PSVitaおよびPS3→PS4の7年程度を超える現役期間…といったものか、PSプラの場合任プラよりも後継機発売後の販売期間が長いので難しいですが、ともあれ後継機が発売されていない期間となることは間違いない状況になっています。

 PSVitaは発売以来、任天堂の3DSアンバサダーという自爆攻撃もあってか前世代機のPSP程の売れ行きとはならず、されど急速にスマートデバイスが発展する中である程度の役目を果たした部分はあるのですが、流石に寄る年波には勝てず…というか他の諸々の要因も重なって海外展開はほぼ終息という状態になっていますし、そろそろ次世代機が出てくれないと苦しいかなという部分はあるんですよね。

 ニシッチに会社発表ほどのアクティブユーザーがいるかは疑わしいとはいえ、あんな曲ツ機でも現役でソフトが出る携帯機だから、という理由で買う人がいるぐらいですし、欧米におけるニシッチの売れ行きを見ても(任天堂専用ハードに近いとはいえ)ゲハでPS携帯機撤退論者が唱えるほど携帯機の需要が萎んでいるわけではないと思っていますし。

 ただ、PS携帯機の後継機としてのローンチとしては来年がギリギリ限界という辺りにはなるのかもしれません、それ以降だとPS5の立ち上げと重なってしまいますし、PSVitaが完全に終息した後に次世代携帯ゲーム機を出すとしたらもう一度最初から市場を構築する必要が出てくるでしょうし。

 次世代機に求められるのはPSVitaと比較し性能が向上し特許にあったようにボタンやフィードバックが増える、といった当然のものの他にもセキュリティやデジタルシフト対応度の向上(後者はストレージ標準搭載の要ありか)、VRやARへの対応といった部分も出来れば欲しいとなりそうなのですで、コストパフォーマンスをどう満たすかが難しい部分ではありそうなのですが。

 仮に来年発売されるとすると既にハード仕様はフィックスされている筈なんですけどね。
 ここまで音沙汰がないのはファウンダリの7nm(Intelだと10nm)プロセスの立ち上げ待ちとかだったりするのならある程度納得出来る部分はあるかもしれません、とか何度も書いている様な気はしますが…

 ともあれ来年には国内におけるハード出荷も終息へ向かう見通しのPSVita、ここまで結構頑張っていたようには思えます。
 次世代機では自爆アンバサみたいな余計な横槍を入れられることなく展開出来れば良いのですが、あっちももう後がないんだけ堂となりそうですしなかなか難しい所ではありそう。

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