48930Huawei
 他も、というのは主に中国市場においての話なのかもしれませんが、こちらも一眼レフで撮影した写真をスマホで撮ったかのように宣伝していたみたいですし。


スポンサーリンク


[Anandtech: Huawei & Honor's Recent Benchmarking Behaviour: A Cheating Headache]

 数年前、サムスンのGalaxy S4がベンチマークスコアのチートをしている事が明らかになったが~みたいな出だしから、Huaweiがベンチマークアプリが動作していることを検知するとSoCの動作速度を高める仕様になっている、という話へ。

 今回テストされたのはKirin970を搭載するHuawei Playだそうで、通常の熱設計を超えた出力でSoCをぶん回し、ベンチマークスコアを上げるものになっているとか。

48930Huawei1
 こちらがそのスコアですが、電力効率はやや悪化しているものの、倍近い電力を消費することでベンチマークにおけるフレームレートも倍近くまで上がっているという。
 消費電力的にはニシッチのポータブルモード/テレビモードを思い出す変動ですね、ニシッチの方が大きかったような気もしますが。
 10W近い消費電力ともなるとスマホを持っていられないぐらい熱くなると思われます。

 これについてIFA会場で同社のWang Chenglu博士に話を聞いたところ、
 “これらベンチマークが実際の性能を示すものでは無い”
 とベンチマーク自体について疑問を呈した上で、
 “他社が同じテストで(ベンチマークモードを用いて)高いスコアを獲得しているならHuaweiはそれを座視することは出来ない”

 “より実性能に即したベンチマークがあれば良いのだが”
 と言いつつも
 “Androidデバイスでは他の製造者がベンチマークの数字を誤魔化している、中国で著名な製造者が特に酷い”
 と自社のチートを正当化。

 これについて、AnandTechはより実効性があると信じられるベンチマーク(GFXBench)を使用しており、そうではないベンチマーク(AnTuTu)は使っていない、他社に追随(してチートを自分もやる)のではなく、Huaweiが不正のない競争を先導すべきと話したとか何とか。

 実際ベンチマークを参考にしてスマホ選びの指標としている人も多いみたいですしね。
 個人的にはHuaweiスマで撮影された写真とか結構な違和感があるんですが、使っている人が良いものだと信じられる、綺麗だと感じられるのであればそれで良いという部分ではあるのかもしれません。

Sony Xperia XZ2 Compact Dual H8324 64GB (Moss Green/グリーン) SIMフリー 並行輸入品
・Sony Xperia XZ2 Compact Dual H8324 64GB (Moss Green/グリーン) SIMフリー 並行輸入品
(Amazon)
 .