ゲハ的にはニシッチやPCスマといったプラットフォームへのマルチ展開を~という部分が重視されそうですが、ファルコムの場合は基本的に外部の会社に丸投げですしね。
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[ログミー: 日本ファルコム、上期は対前年比で増収増益 9月に『閃の軌跡』シリーズ完結作を発売]
こちらはタイトルにある通り今年度(ファルコムは9月期)の前半期についての説明会ですね、説明者は近藤季洋社長、6/12開催とのこと。
マルチプラットフォーム展開については、
例えば弊社の場合は「PlayStation」でゲームを作っておりますけども、それ以外の任天堂さまの「Nintendo Switch」や「3DS」といった、他の家庭用ゲーム機への移植です。こちらのライセンス事業になります。
このように旧作の携帯機他への移植やら他スマ/ブラに関してはライセンス事業での展開である旨も説明していますね。
イースシリーズについてはロングセラーが出ているとコメント、
まず、弊社には『イース』シリーズというタイトルがございます。こちらが『ファイナルファンタジー』と同じく30周年を迎えておりまして、北米・欧州・アジア各国で展開されている代表作の1つとなります。
最新作の『イースⅧ -Lacrimosa of DANA-』をはじめ、非常にロングセラーのタイトルが多く、10年前に発売したタイトルも、いまだに北米で20〜30万本以上売れたり、リピートが長期間続いたりするというのが、このタイトルの傾向となります。
他には軌跡シリーズが全体で350万本超、閃の軌跡シリーズについては130万本超と、2017年9月頃だったかの100万本から30万本程伸ばしているとの事。
それから、『東亰ザナドゥ』です。近年どうしても、ゲーム業界の実績あるタイトルの続編が中心となっておりますけれども、こちらは完全な新規IPとして立ち上げた弊社のタイトルとなっております。
現在までに、まだ1作しか出ておりませんけれども、非常に好評でしたので、フランチャイズ化して今後の基幹タイトルの1つとして、立ち上げていきたいなと考えているタイトルになります。
東亰ザナドゥを今後フランチャイズ化したいと改めて表明していました。
そのほかにもいくつか、PCゲームの英語版のダウンロード販売が非常に好調です。それから近年……大きくここ1年で変わってきているのが、「PlayStation™ Network」という、ソニーさんが運営するPlayStation Store、オンライン上でのダウンロード販売でのお店です。こちらでの販売が、堅調に推移しております。
デジタル販売についてはこのようにコメント、日本でPCゲーミングは厳しいが全世界で考えればPC向けの旧作配信が好調で、PSストアでのデジタル配信も堅調と。
ニシッチやスマ/ブラについても注目しているとのコメントはしており、実際に
具体的には、アジアと北米・欧州といった海外市場。それから、Nintendo Switch・PCゲーム・ブラウザゲーム・スマートフォンアプリといったものにも、積極的にマルチプラットフォームを展開することで、収益を安定させていきます。
とも話していたそうなのですが、最初に書いた通り積極的にライセンスを出して他社にマルチプラットフォーム展開をして貰う、という話ですからね。
とりあえず、自社で海外パブリッシングを行う考えは考えているとはいっても現状無いようです。
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次の舞台はどこになるか