公開のタイミングが悪いんだか良いんだかよく分かりませんが。
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[gamesindustry.biz japan edition: プラチナゲームズはもう二度とパブリッシャと組まないかもしれない]
[2018/06/11 18:48]
Author:James Batchelor 翻訳:梅沢ひろみ
国内での記事配信から半日足らずでスクエニ×プラチナゲームズ新作「BABYLON'S FALL」が発表されている訳ですが。
主旨としては自社のIPが残らない開発受託ではなく、小規模な二つの新規IPに取り組んでいるという話を稲葉敦志氏と神谷英樹氏にReboot Develop 2018で話を聞いた、というものですね。
それに至った理由としては「ベヨネッタ」のように自社で続編を作るかどうか決められないIPが存在するという事もあるようですが、
ゲーム制作にかかるこの創造的な欲望は長いこと燻っていたかもしれないが,一番のきっかけは間違いなく,Xbox向けに同社が長年開発してきた新しいファンタジーIP「Scalebound」の開発をMicrosoftが中止したことだろう。Microsoftによるこの動きの影響は甚大だ。その数か月後にリリースされ大ヒットを飛ばした「Nier: Automata」がなかったら,プラチナゲームズは倒産していたかもしれない。
ちょっとこの部分は神谷Dの発言趣旨とは異なっていますけどね。
神谷英樹 Hideki Kamiya @PG_kamiya
ニーアの成功はプラチナにこれまでとは違うファン層をもたらし且つスタッフの成長、成功体験、優秀な就職志望者の増加と計り知れない恩恵を与えてくれた…本来は全て俺がやらなければならない事だった…情けない話だがプラチナはヨコオさんに救われたと言っても過言ではない…感謝してもしきれません…
[Tweet]
なので“プラチナゲームズが潰れかけた”という認識は何かしらの読み違えの結果という可能性もありそうですが、神谷Dに関しては10年近くまともに売れたタイトルがないというのは問題でしょうね。
ワンオーワンダフォーはあの有り様ですし、スケイルバウンドに至っては世に出ることもなかった。
ちなみにこの記事に関して何か書いているかと思ってTL見たらずっとプラチナゲームズですねっていた。お陰であれどっちだったっけって割と良く迷うんですけど。
「なにか一つの出来事がきっかけになったわけではなく,いろいろ積み重なっての結果です。もしあなたがクリエイターで,ディレクターにすべてのコントロールを与えたいと思っているなら,そして,もしディレクターが100%制約のないものを作ることを本当に望んでいるなら,唯一の方法はこれ(自己資金で開発)です。誰かのカネでやろうとする以上,例え何が起ころうと,条件や制約がありますから」
こちらは稲葉氏の発言だと思いますが、自分の所で何かやろうと考えたのは受託開発における様々な制約もあったようです。
ともあれ、デベロッパにとって自社パブリッシングを始めるというのはなかなかリスクも大きい決断ではありますよね、イメエポってしまう可能性もあるわけですし。
なので、自社で手がけるというタイトルはリスクを減らすために小規模タイトルとなっているのかもしれません。
この度スクエニが発表した新作がそれに絡んだ物かどうかは不明です。
他社の金を頼みとせずにプラットフォームを一つ選ぶならPS4が無難なところなのはあるでしょうけど、NieR:Automataも同様の選択でしたしね。
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開発切ったのはMSの判断だっての