48095SIE
 “コンソール(PS4やその次世代機)以外のハード展開を予定している”と話した訳ではありませんが、少なくともPS4が儲かってるから据置機一辺倒で行きます、という方針ではなさそうです。
スポンサーリンク


[AV Watch: 【西田宗千佳のRandomTracking】「PSNユーザーこそがPlayStationだ」。PS4の“次”とVitaの“後”をSIE小寺社長に聞く]

 SIEの新社長兼CEO、小寺剛氏への単独インタビューとのこと。
 大雑把な概要ですが、

・ネットワークの売り上げが大きく伸びたのは事実だが、それ単独で成長したわけではなくPS4の成功も条件としてはある。ゲーム機とネットワークの包括的な戦略無しの成長は無しという事からSCEとSNEを統合した
・統合後はPSNの他、システムソフトウェアをネットワークと一体として企画・開発出来るようになったのは大きい
・PS4の成功はPS3で学んだことを活かしたことや、タイミングが良かったこともある
・エンゲージメント、お客様との接点を如何に大切にするかが重要。その為にコンソールではなくプラットフォームとしてのPlayStationを進化させる事を考える必要がある
・プラットフォームの中でコンソールが重要な事に変わりはなく、リビングルームのコンソールは最高の物という不文律は残っている。一方リビングを超えた世界でのエンゲージメントをどう維持・拡大するかも必要

 ここで携帯機への言及がありますが…

小寺:ひとつのハードウェアに特化して考えてしまうと、どうしても制約・トレードオフがでてきてしまう部分があります。他社の戦略にコメントすることはしませんが、もちろんそこには強みも弱みもあります。没入的な体験をするという意味では、我々に強みもあります。その辺のトレードオフを意識しつつ、そうした手段の「組み合わせ」でより良いゲーム体験・エンタテインメント体験を提供することを念頭に置きつつ、ものづくりとビジネス作りをすることが重要になってくると思います。

 この“ひとつのハードウェア”が何を指すと考えるかで全体的な意味が変わってきますね。
 私はこれを“携帯機にこだわらず全体の組み合わせで、つまりスマなどと組み合わせる”という意味ではなく、“(ニシッチのように)一つのハードに特化してしまうのではなく、より没入的な体験が出来る様々な体験を提供する”という意味ではないかと解釈した…
 一応補足しておくと、これは勿論個人的にPSVita後継機、PSP3(仮)が必要だと思っているしSIEも恐らく開発しているはずだ、という前提があるからそう考えた、という側面もあります。

 ともあれ、この後の話ですが、

・IR Dayで“かがむ時期”と表現したのはより高みへ向かうための助走なり準備が必要という意味
・据置機のライフサイクルだけを念頭に置いたものではなく、プラットフォームの価値を高めるための投資や開発をする時期と考えている
・PS4の成功を次に繋げるためエンゲージメントを継続する
・据置機を唯一の顧客獲得手段と考えるのは限界がある、勿論重要だが、PSNowのような形もあり
・IPも様々な場所で展開するためには重要
・ネットワークのグローバルにおける体験の提供は大切だが、それだけでなく各地域に最適な戦略が必要となる

 とコメント。
 SIESHの添田プレジデントが中国における生放送で漏らした“携帯機に需要がある事は分かっているが~”発言はこの辺りに繋がってくる可能性もありそうです。

Detroit: Become Human
・PS4 Detroit: Become Human
(Amazon)
 .