クソ高いというべきか携帯デバイスに詰め込むならこれが限界だと考えるべきか…
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[公式サイト]
Smach ZはAMD Ryzenの組み込み向けAPU V1000シリーズを採用。
額面のスペックは2.6TFlopsとされており、これを真に受けるのであればXb1の倍ぐらい、通常PS4をも上回る演算性能を発揮する事になりますが、実際そうはならないようです(後述)。
6インチのタッチ対応フルHDディスプレイを搭載。
値段はメモリ4GB、ストレージ64GBでカメラ非搭載の最安モデルが税抜き89900円、メモリ8GBでストレージ128GB、カメラ搭載となると税抜き11.95万円…
税込みでほぼ13万円ですね。
なお、早期購入特典として一割引で販売するとのこと。
おもちゃは要らない、とはニシッチを念頭に置いたキャッチコピーではあるのかもしれません、とか書いておけばニシくん勝手にスイッチ入りそうですよね。
でもこの謳い文句のスペック本当に発揮出来るんですかね。
TDPが最大25WのRyzen Embedded V1605Bは8CUとの事ですが、これで2.6TFlopsを出すには恐らくGPUの駆動周波数が2.6GHzは必要になるはず…
Vega採用のビデオカードは据え置き向けでも通常1.3GHz程度なのでこれは難しそう…半精度演算の性能であればXb1と同程度の性能を持つという事になりそうですが、据置機としては十分な性能ではあるのかもしれません。
ただ、25WのTDPを発揮して冷却が間に合うのかという問題がありますし、電池も持たないでしょうし…
恐らくは省電力モードで動かしても電池持ちは2時間程度という事ですし、なかなか携帯機のバランスを取るのは難しいところでしょうね。
・AMD CPU Ryzen7 1700X AM4 YD170XBCAEWOF (Amazon)
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