47499XBoxkasudana-
 いよいよもってゲーム機事業を投げそうな事を言い出したらしいのですが…?
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[GamesIndustry.biz: Microsoft: 'We're growing our gaming business beyond the console' - The company lays out its vision to attract two billion gamers by 2020]

 MSが新たに立ち上げたというGaming cloud部門のビジョンについての記事より…曰く、

 2020年にはビデオゲーム人口は20億人に到達すると見られているが、MSはその全てにリーチしたいと考えている。
 これは彼らが2020年までの2年間にXb1を20億台売り上げようと考えている訳ではなく、Xboxの顧客という定義が変化していることを示す物だ。
 彼らは1.44億人のMincraftオーナーは「Xboxカスタマー」に該当すると考えている、それはPS4版のユーザーであってもだ。

 …みたいな記事になっていてですね。

 実際、Gaming Cloud部門のジェネラルマネージャーを務めるKevin Gammill氏の発言として、

 “(ゲーム部門を統括する)Phil( Spencer氏)がSatya( Naddella CEO)に報告した際に、MSのゲーム分野をどう成長させていくかと問われた”
 “Mincraftを例に取ると、1.44億本がPC、Xbox、PlayStation、Nintendo、携帯デバイス向けに販売されています。これがゲーム機の枠を超えて成長していくという事です”
 “我々はゲーム機ビジネスから撤退する訳ではなく、Xbox One Xをプレミアムな体験として提供(以下略)”

 といった寝言が続いていますが、更にはクラウド分野を成長させる事でゲーム機を用意することなくゲームが云々という話も。

 クラウドだけであらゆるゲーム分野をカバーすることは出来ないですし、ある程度はクライアント側の性能も必要になってくるわけですが…特に仮想現実や拡張現実には高い応答性が必要な部分も多いですし。

 しかし、こういう話が出てくる背景にはMSがゲーム機の台数面でPSに対抗するのは既に諦めているからという部分はありそうです。
 Xbox One Xの投入がむしろ裏目に出た感もありますしね。
 中途半端にこれが次世代機だというなら、本当に次世代機…次世代機かもしれない、と一応は言い張れる程度のゲーム機をPS5に先んずる2019年末辺りに出した方がまだましだったのではないでしょうか、元の木阿弥ではありますが。

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