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 という事でなかなか順調な決算となっています。
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[スクエニHD: 平成30年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) / ご参考資料](pdf)

 売上高は前年同期比1%減の1880.9億円、営業利益は57.2%増の337.71億円、純利益は30.9%増の223.27億円となっています。

○デジタルエンタテインメント事業
 ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。
デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機
含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
 当第3四半期連結累計期間は、家庭用ゲーム機向けタイトルにおいて、「ドラゴンクエスト」シリーズ最新作で
ある「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」や「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」
を発売したものの、大型新作タイトル数が前期よりも少なかったことから、前年同期比で減収となりました。他
方、「NieR:Automata」をはじめとする過去に発売したタイトルのダウンロードを中心とした利益率の高いリピー
ト販売が引き続き好調だったことから、前年同期比で増益となりました。
 スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、「ファイナルファンタジ
ー ブレイブエクスヴィアス」、「星のドラゴンクエスト」、「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライ
ト」、「キングダム ハーツ ユニオン クロス」などの既存タイトルが国内外で好調に推移したほか、ロイヤリテ
ィー収入の増加により、前年同期比で増収増益となりました。
 多人数参加型オンラインロールプレイングゲームにおいては、「ファイナルファンタジーXIV」、「ドラゴンク
エストX」の拡張版の発売によるディスク売上と課金会員数の増加により、前年同期比で増収増益となりました。
 当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は143,574百万円(前年同期比1.8%減)となり、営業利益は
36,378百万円(前年同期比66.9%増)となりました。

 売上高と営業利益を牽引しているのはゲーム事業ですが、ゲーム機向けタイトルにおいてもDQXIの発売の他、NieR:Automataを初めとするタイトルのデジタルリピート販売により利益率が確保出来たとのこと。
 今日的なゲーム機においてはデジタルシフトに対応出来るかどうかは問題になってくる部分なのですが…その点ニシッチは駄目そうですね。

 またスマ好調、FFXIVとDQXオンラインもPS4展開が奏功した物か会員数が増加しているようです。

 AM事業は減収減益…

○出版事業
 コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。
 当第3四半期連結累計期間は、コミック単行本の売上が好調に推移し、特に電子書籍形式による販売が増加して
おります。
 当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は8,279百万円(前年同期比14.1%増)となり、営業利益は
1,835百万円(前年同期比6.5%増)となりました。

 本が売れない、書店がどんどん潰れていると言われている出版ですが、こちらもデジタルシフトが進んだ物か売上高は上昇、営業利益もやや増加しています。

 営業利益率は前年同期に比べ大きく上昇。
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 四半期別売上高はFFXV発売があった前年度の第3四半期に比べ流石に減っていますが、営業利益は同水準ですね。
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 これイグイグも入ってるの?という疑問符が付いてしまうHD事業…Q3の売上高には大きな差がありますが、デジタルシフトによって利益を確保出来ているとか。
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 PS4版のDQXオンラインがスタートでやめてやるぞーとニシくんが騒いだ結果、MMO事業は大幅な増収増益を達成。
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 スマブラはやや下降傾向ですが、前年同期に比べるとやや多い水準は確保しているようです。
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 出版事業、2018年3月期の主な作品が「鋼の錬金術師」「魔法陣グルグル」とは…
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 ともあれ、ゲーム事業もこれで一息付けるぐらいではあるんですかね、来年度は予定通りKH3を出せるのかどうかが気になる所ですが。

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