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 TDP15Wでは携帯ゲーム機には使えませんが、AMD的にはこちらのイメージにもあるようにより消費電力が少ないバージョンを無線VRHMDにも使えるものとして売り込んでいるようです。

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[PC Watch: 後藤弘茂のWeekly海外ニュース - ZEN+Vegaとなった「Ryzen Mobile」ファミリの詳細]

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 「Ryzen Mobile」は上位モデルの7/5シリーズがまず登場、TDPは15Wで、4コアのZenコアCPUと8-10CUのVega GPUを搭載。

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 当初14nmでの製造開始となっているようです。

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 消費電力周りの制御もコア単位のクロック/電圧制御に対応しているとの事。

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 結果、以前のモデルよりも最大電流も減らしていると。

 で、このAMD公式PVが



 ゲーミング利用も考慮したようなPVになっているんですよね。(Vita本日のゲーム速報記事コメント欄より)

 これが例えばPSVitaの後継となるPS携帯機次世代モデルで採用されるとは限らないのですが、現在14nmで製造されているらしいので、7nmプロセスでの製造が可能となれば相応に消費電力も減らせる可能性はありそうです。

 これを採用するメリットは当然PS4とのアーキテクチャ共通性によるマルチ展開の容易さでしょうが、一方でPSVitaやモバイル機器で主流のARM系CPUからは離れていく方向になるので低電力化で苦労したり旧来のハードとの互換性が失われたりする可能性もありそうです。

 “PS4ポータブル”的な方向性か、スマアーキテクチャで買い切りのゲームも遊べるゲーム機という方向性かというのはたまに話題に上っていますが、前者だとストレージ及び据え置き次世代機との性能格差が、後者だとソフトラインアップがより揃えづらくなる事が問題として挙がってきそうです。
 どちらにせよ、PS5登場の2年前ぐらい、来年辺りに次世代携帯ゲーム機が発売されるとしたらもうハード的には完成しているでしょうし、今更あれこれ言っても仕方ないのですが。

 ともあれ、7nm世代のAPUやSoCが使えるのであれば携帯機としてもニシッチ据え置きモードの2-3倍程度のGPU演算性能は狙えるかもしれませんね。

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