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 各社が容積あたりの容量でHDDを遙かに上回るSSDを続々発表しており、アクセスや消費電力面からもSSDへの置き換えがより促進されることになりそうです。
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[Intel: Intel Further Delivers on Storage Transformation with New SSD Form Factor and Innovative Designs]

 2.5インチのデータセンター向けSSD、DC S4600/S4500シリーズを発表したのですが…
 こちらは最大容量4TBと、エンタープライズ向け2.5インチHDDを上回る容量ではありますね。

 この他に“Ruler”と呼ばれる新形状のSSDを将来的に開発すると表明。
 定規と呼び習わされるこのSSDは2.5インチや3.5インチといった規格から解き放たれ…要は無茶苦茶長いので、1Uラックの容積を最大限に利用出来るSSDになるのだそうです。
 このSSDを搭載する1Uサーバーは最大容量が1PB――1000TBにも達するという。
 近い将来に発売予定との事。

[東芝メモリ:64層積層プロセスを用いた3次元フラッシュメモリを搭載した業界初[注1]のエンタープライズ向けSSDの開発について]
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 東芝はSASもしくはNVMeに対応した2.5インチフォームファクタのSSD「PM5/CM5シリーズ」を発表。

 SAS対応のPM5シリーズは容量が400GBから最大で30.72TBという大容量で、これは2.5インチのエンタープライズ向けSSDの容量の15倍を超えていますね。
 読み書き性能もHDDを遙かに上回りますし…もともとエンタープライズ向けHDDが3.5インチから2.5インチに移り変わったのも設置容積あたりの容量が上げられるからだというのがあった筈なので、大容量SSDのハード自体は高額になったとしても施設全体で見ればコストダウンに繋がる、として導入する動きがより広がる可能性は高そうです。

 となるとNANDフラッシュメモリの需要も高いままで止まり、なかなか値段が下がらないという事にもなりかねませんが…
 チップ(とそれを内蔵するパッケージ)辺りの容量は上がり続けるので小型化も進みますし、最終的にはコスト低減の恩恵に与れる筈なのでもう暫く待ちですね。

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