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 将来の展望を示してくれてありがとう任天堂。それなりにこれNAGE。
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[任天堂:2015年6月26日(金)第75期 定時株主総会 質疑応答]

 (E3 2015で発表したソフトタイトル数が非常に少ないが、という質問に対し…{※例のニコ生アンケ9.9%のLegend of NinDie})

専務取締役・情報開発本部長 宮本 茂:

 E3は例年5月・6月頃にアメリカで開催されるトレードショーで、(質問者の方が)おっしゃったような側面があることも一部事実だと思います。以前は、E3はアメリカ(国内向け)のトレードショーだったのですが、インターネットの普及によって、E3で発信された情報は世界中に広がるようになりましたので、任天堂も最近はアメリカ国内のトレードショーとしてだけではなく、任天堂グループ全体でE3に取り組む対応をしています。

 今年は特に、アメリカで今年のビジネスをやっていく上で重要な商品にフォーカスして展示いたしました。年によっては、翌年以降に発売のもう少し先の商品や、さまざまな可能性を提案するための展示をすることもあります。例えば去年は、Wii Uというハードの魅力がまだ十分にお伝えできていないと考え、Wii Uの可能性を示すために、さまざまな実験ソフトを展示しました。今年は去年に比べてアメリカにおいてもWii Uのハードの魅力を理解していただけつつある状況でしたので、近い将来のビジネスに直接つながる商品を数多く展示しました。今年のE3開催初日、任天堂は「Nintendo Digital Event」というプレゼンテーション動画をインターネット上で配信し、世界中に今年のE3での当社出展タイトルを紹介したのですが、年内発売予定のゲームタイトルに絞ったためタイトルが少なく見え、また、ソフトメーカーさんのタイトルも数多く紹介されなかったこともあって、全体として今後の発売予定タイトルが少ないという印象を与えてしまいました。また、来年の早い時期に発売するもの以外は一切紹介いたしませんでしたので、新しい魅力に欠けたというようなご批判をいただいたことも理解しています。しかし、E3会場の当社ショーフロアでは、今年中に遊んでいただけるタイトルや、任天堂らしいタイトルが並んでいるということについて流通のみなさんにご評価いただけたという手ごたえを感じました。ハードウェア大手としては当社以外にソニーさん、マイクロソフトさんがE3で展示をされましたが、両社は今年ではなく来年か再来年に発売予定、または発売日未定のソフトも数多く紹介されており、それらの多くはまだ今年のE3では触って遊べない、私たちが言うところの「プレイアブルではない」状態のゲームが数多く紹介されていたと感じました。また、今はバーチャルリアリティーが全盛で、実際にどのような形で売られるのかがまだ分からない商品が、夢の展示としてE3ショーフロアに数多く並んでいました。バーチャルリアリティー対応タイトルは一度に数多くの来場者が体験できません。また、高性能機のゲーム開発には2年・3年かかるのが当たり前になってきていますので、こちらについても映像出展が多い中、任天堂のブースにお越しいただいた人たちには実際手に取って遊んでいただいて、特に私たちがフォーカスしている「リビングで遊んでいただくゲーム機」としての評価をいただけたと思います。報道に関しても、私は数多くのマスコミ取材を受けましたが、記者のみなさんも、そういった点をかなり評価してコメントをしていただいたという印象を持ちました。

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 一応この後岩田聡社長(当時)が“近日発売のコンテンツを紹介するか、将来のものを見せるかは都合によってコロコロ変わるからね”という内容のフォローはしているのですが。
 それ単にニシッチ公開前で出せる物が何もなかったという話ですよね。

 任天堂が割と場当たり的に他所をディスる企業文化を持っている節がご理解出来そうです。

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