DS,3DSとジェラジェラしたイグイグハードの販売に多大な貢献のあった日野氏ではありますが、さすがにNXではサポートしきれないという所なのでしょうか。
スポンサーリンク
[日経トレンディ:連載:キーパーソン激白! 進化するゲーム・ビジネス2016 - レベルファイブ、今年は妖怪ウォッチの集大成に スマホ作品の展開も積極的に進める]
――今後、スマートデバイスへの対応度は上がりそうですか?
日野氏: 基本的には、これからのうちのゲームはすべてスマホに対応していきたいと思っています。コンシューマーで作ったタイトルは、スマホでも遊べるよ うにしていこうと。コンシューマーの作品をどうやってスマホに持っていくかというきちんとしたルール付けは必要ですけど、やっぱり最近は子どもたちもスマ ホで遊ぶようになっていることが分かってきましたね。
僕は、本当に生の声を聞かせてくれる身近なファンをすごく大事にしているのですが、つい昨日も僕が行く床屋さんで驚いたことがあったんです。店長の息子 さんが、僕のことを知っていて、お店に行くとすぐに来るんですよ。昨日もまた、僕が散髪をしている横でずっと話を聞かせてくれていたんですが、それが全部 『ぷにぷに』の話題だったんです。
小学1年生の男の子で、つい先日まではニンテンドー3DSの話ばかりだったのに。それで時代が変わってきたなと本当に感じましたね。だからもう多分そこまできているんですよね、ポータブルゲーム機じゃなくて、スマホでゲームを遊ぶ世界って言うのがね。
「妖怪ウォッチ ぷにぷに」からの話題なので、直接今3DS向けに出していくタイトルを持っていくという話ではなく、ここでは関連タイトルを展開すると いう意味合いではあるのですが、子供が持っている“ゲームが出来るデバイス”の地位は任天堂のゲーム機からスマートデバイスに急速に取って代わられつつあ るのは間違いないので、その辺の嗅覚は鋭い日野氏が乗り換えるのは自然な展開ではあるのかもしれません。
といってスマで大成功するかどうかはまた別問題ですが。
日野氏: 2016年は『妖怪ウォッチ3』が大爆発して、『妖怪ウォッチ』シリーズにとっては一つの大きな区切りになる年になりそうです。2017年以降は新しいことがいっぱい始まって、再スタートの年になるような感じですね。
妖怪ウォッチは今年集大成にと言っているものの今の小学生ぐらいの子供にはポケモン以上に浸透しているIPではあり、これを大事にすればスマでも結構儲かるのではないかと思います。
――業界で話題と言えば、VRに関してはどうご覧になっていますか?
日野氏: 個人的には大好きですし、面白いなと思って見ています。一応、社内でいろいろな実験はしています。ただ最初は、なかなか利益を上げられないと思 います。辛いビジネスになるんじゃないかな。VRはやっぱり、膨大なデータが既にあって、それを利用して新しい遊びを作るみたいなことに向いていると思う ので。そうでないと、何十億円とかけてVR用のデータを作っても、回収の見込みがないですからね。
VRに関してはこんな事も言っているのですが…すぐに金になるものではないというのは間違いないにせよ、VR関連技術には乗り遅れることとなりそうですね。
・PS4 10/27 ワールド オブ ファイナルファンタジー (初回限定特典「バトル中にセフィロスが召喚可能になる」プロダクトコード 同梱) (Amazon)
.