平面NANDでTLCという今時期悪感が強いSSDが多い時期が続いていましたが、そろそろ3D NAND搭載SSDも増えてくるのかも。
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[PC Watch: Intel、3D NAND技術を採用したサーバー向けSSD「DC P3520/3320」 ~NVMeデュアルポートの「DC D3700/3600」も追加]
[Intel: インテル、より簡単に高速化を実現する要素技術でクラウド移行を促進]
今回発表されたモデルはサーバー向けではローエンドに当たるP3520/3320と、ハイエンドのD3700/3600。
Intel-Micron連合の3D NANDフラッシュメモリを採用しており、業界でも最高密度のNANDフラッシュメモリとなっているようです。
ローエンドといってもインターフェイスは何れもNVMeを採用しており、インターフェイスにおけるボトルネックを回避。
容量は450GB/1.2TB/2TB。
ハイエンドのD3700/3600も当然NVMeですが、デュアルポートで搭載。
容量はD3700が800GB/1.6TB、D3600が1TB/2TBで、この辺は冗長性をどれだけ持っているかの差でもありますね。
NVMeの採用によりSAS SSDの数倍以上のパフォーマンスを発揮すると謳っています。
という事で…SATA,SASの高速化が足踏みをしている中でIntelは一気にNVMe採用に振ってきたみたいですね。
これがコンシューマ向けのPCで広くサポートされるようになるにはまだまだ時間がかかるでしょうが、あと数年でもう一段のストレージ速度アップは果たせそうです。
これがゲーム機に関係するかについてはどうかというと、PS4の次世代機でNVMe接続のSSDを標準搭載ストレージとすることが出来るようであればローディング時間の劇的な削減が叶う可能性はありそうです。
この辺は今後の3D NAND普及状況にもよりそうですが…
ダウンロード/メディアからのインストール時間については変わらないのでその辺では待つ必要はあるでしょうけどね。
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