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 と、日本の電器業界にとってはあまり良くない話が色々出てきているようです。

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[東芝:平成28年3月期 第3四半期決算短信[米国基準](連結) / 業績予想の修正に関するお知らせ](pdf)

 売上高は前期比6.4%減の4兆4217億円、営業損失2295億円、純損失4794億円。
 通期予想は前回発表の純損失5500億円から更に上積みして純損失7100億円に。
 勿論“粉飾ではない”チャレンジが原因です。

 もうあれこれ見直しだの何だののオンパレードですが、ゲーム関連で影響しそうなのは

[東芝:当社ハードディスクドライブ事業における収益改善施策について](pdf)

 この辺ですかね。ハードディスクはエンタープライズ向けを重視し、需要が減少しつつあるモバイル向けはラインを絞り込み…と。
 ゲーム機が搭載している2.5インチHDDがすぐ無くなるという訳ではないでしょうが、今後一層容量増加のペースはゆっくりとしたものになりそうです。
 一方でSSDに力を入れるともしています。
 PS4の次世代機が更にメモリ4-8倍になると考えると流石にHDDでは追い付かなくなりそうですし、フラッシュメモリの3D化が順調に進んでTB級のSSDがゲーム機に標準搭載出来るようになっていれば良いのでしょうが。

[シャープ:平成28年3月期 第3四半期 決算短信[日本基準](連結)](pdf)

 売上高は前期比7.1%減の1兆9430.27億円、営業損失は290.37億円、純損失は1083.28億円。

[NHK: シャープ 台湾・ホンハイ傘下で再建の方針決定]

 シャープ側は“まだ交渉は続ける”としているそうですが、「産業革新機構」側が3000億円の出資に加えて銀行にも出資を要請、更に経営陣の退任を求め ているのに対して、台湾の鴻海精密工業側は7100億円を出資、雇用というか経営陣も守ると約束していると伝えられる所から鴻海傘下に入る方針を固めたと 報じられています。

 シャープはこれ、鴻海傘下企業として黒字化出来る展開は有り得るかもしれませんが…世界の亀山とか調子に乗っていた頃も遠くになってしまったようです。
 シャープといえば携帯ゲーム機向けディスプレイパネルですが…早いところジャパンディスプレイの有機ELパネルがゲーム機でも使えるようになると良いですね。

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